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玉川峡、山藤や著莪の花満開♪~高野山麓に心潤う

大阪市から最も近い紀州の秘境、高野山麓の玉川峡(和歌山県橋本市宿)周辺で、大型連休明けの今、山藤(やまふじ)や著莪(しゃが)の花が見頃を迎え、観光客を楽しませている。
山藤はマメ科の落葉蔓性(つるせい)低木で、著莪の花はアヤメ科アヤメ属の多年草。これらの花の姿は、橋本の市街地から同市宿の温泉宿泊施設「やどり温泉 いやしの湯」を経て、高野山に向う、国道371号沿いの山中に多く見受けられる。
とくに山藤は、同市彦谷の玉川峡・犬戻り北方で、幾つもの紫色の瀑布を見るような姿や、玉川沿いの道路上では、手が届きそうなところまで垂れ下がる花房。木々に巻き付いて、やっと色づき始めたものもある。
また、著莪の花は、やどり温泉の南側の山斜面に群生し、ここ10数日前から一斉に開花。玉川のせせらぎの音、野鳥のさえずりの中、涼しい風になびいている。
「玉川峡を愛する会」代表の上西進(うえにし・すすむ)さんは、「今は、高野山開創1200年記念大法会で、この道(国道371号)を走る他府県ナンバーの車がとても多い。私は出会った人々に出来るだけ、山藤や著莪の花の咲ている場所を案内していますが、皆さん綺麗、来てよかった!と大喜びです」と話していた。
写真(上)は玉川峡に咲いた山藤の花房=玉川の川原では家族連れが川遊び。写真(中)はやどり温泉の南側の山斜面に咲いた著莪の花。写真(下)は橋本市彦谷の山中で満開・圧巻の山藤の花。


更新日:2015年5月10日 日曜日 00:00

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