ニュース & 話題

迫力!真田幸村の砲術演武~澤田隊長率いる鉄砲隊

戦国武将・真田幸村の砲術を再現・演武する大阪、信州、紀州の3つの「真田鉄砲隊」=澤田平(さわだ・たいら)隊長=が、5月4日、和歌山県九度山町の道の駅「柿の里くどやま」芝生広場で開幕した「真田まつり」に登場し、火縄銃などの砲術演武を披露、大勢の観光客を感動させた。来年1月から始まるNHK大河ドラマ「真田丸」放映を控えて、澤田隊長は、「幸村が武器改良などの、ハイテク技術を重んじ、少数軍勢で敵を撃退した科学的能力、日本人らしさを讃えてください」と、解説に力を込めていた。
真田幸村の砲術を演じる鉄砲隊は、現在、大坂城鉄砲隊、信州真田鉄砲隊、九度山真田鉄砲隊の3隊がある。澤田隊長は大阪市在住で、本職は整骨院の院長だが、実は「堺鉄砲研究会」主宰で、「なんでも鑑定団」(テレビ東京)の甲冑・古式銃などの鑑定士として名高い。「真田鉄砲隊」は昨年、1発の不発もない演武を実証し、ギネス認定されている。
この日、「真田まつり」が開幕すると、地元の九度山真田鉄砲隊の梅下修平(うめした・しゅうへい)さん、西辻香(にしつじ・かおり)さんらを含む3鉄砲隊の計18人が、それぞれ〝真田の赤備え〟の甲冑姿で、火縄銃を持って颯爽と登場。
先ず全員で同時に火縄銃に点火、発砲する「一斉射撃」の演武、次に、城壁も打ち砕くといわれる「抱え筒(かかえづつ)」の射撃を見せると、バーン、バーンと天地をつんざくような発射音とともに、辺りは白煙に包まれ、観衆がどよめいた。
今度は短筒(たんづつ=短銃)で、馬上から敵を撃つ「馬上術」、さらに「つるべ撃ち」「立ち放ち」「ひざ放ち」などの、巧妙果敢な軍用術を次々と披露した。
澤田隊長は演武を指揮しながら詳しく解説。とくに、「馬上術」について、「これは大坂の陣で、真田勢が馬にうちまたがり、家康に接近して、発射寸前のところ、馬が暴れ出し、単筒を落としてしまった。もし、馬が暴れなかったら、豊臣勢の勝利であり、徳川幕府はなく、今日の日本も、世界さえも、実状は大きく変わっていたことでしょう」と語った。
演武の後、勇ましい甲冑姿の真田鉄砲隊を、家族連れや男女グループが取り囲み、記念撮影を依頼。スマホやカメラに収まり、笑顔でいっぱいだった。
「真田まつり」開会式で、挨拶に立った岡本章(おかもと・あきら)九度山町長は、「きょうの真田まつりは、90~100年間も続いてきたお祭りです。来年のNHK大河ドラマ『真田丸』放映で、その舞台、九度山は全国に知られますが、この機会に、幸村の素晴らしさを体感してもらえる、施設を建設します。本日はいい思い出を持ち帰ってください」と訴えた。
一番の見ものと注目される「武者行列」は、5月5日午後1時に真田出陣太鼓を打ち鳴らした後、同1時半に芝生広場を出発。馬上の幸村や真田十勇士などの隊列が、戦国時代さながら、まちなかを練り歩くことになっている。
一方、澤田隊長は昨年、大阪市東成区大今里南4の21の10のビルに「真田幸村公資料館」を開設。平成28年6月頃までの限定開館として、来館者に資料の解説に当たっている。希望者は予約制で、資料代500円が必要。予約は(電話06・6974・1186、携帯電話090・8165・2488)。
写真(上、下)は鉄砲演武を披露する大阪、信州、九度山の鉄砲隊。写真(中)は真田鉄砲隊を指揮・解説する澤田隊長。

更新日:2015年5月5日 火曜日 00:21

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事