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乳幼児と母に〝春一番〟♪~女性3人コンサート

就園・就学前の乳幼児と保護者を対象にした「春一番コンサート」が、2月20日、和歌山県橋本市の橋本地区公民館で初めて開かれ、女性音楽家グループ「音のトライアングル」のメンバー3人が、歌や紙芝居を披露し、子どもたちは音の世界の中で、一足早く「春」を感じた様子だった。
この日、同コンサートに約25組50人の母子らが参加した。「音のトライアングル」のメンバーは、井上抄和(いのうえ・さわ)さん、児玉紀理子(こだま・きりこ)さん、山田真紀子(やまだ・まきこ)さんで、綺麗なドレス姿で笑顔を見せながら登場。トライアングルをはじめ、ピアノ、ツリーチャイムなど、いろんな楽器で伴奏。
「地球ぴょんぴょん」や「アナと雪の女王より」など10数曲を語りかけるように歌い上げ、手遊び「グー・チョキ・パー」も、お道化(どけ)るように演じた。また、紙芝居「ヘンゼルとグレーテル」も、それぞれの場面に合ったバック音楽を演奏して、迫力満点のパフォーマンスを見せた。
子どもたちは、お母さんの胸の中や、膝(ひざ)の上、または少し離れたところで、歌に合わせて体をくねらせたり、手拍子をとったり。コンサートの間、だれひとり愚図(ぐず)る子どもはいなかった。
このイベントは、就園・就学前の乳幼児と保護者が交流する「ぐぅ☆ちょき☆ぱぁー」(約20組)が、公民館と相談して実現した。同メンバーは毎月2回、公民館で交流し、夏祭りや運動会、クリスマス会などを楽しんできたが、このような「春一番コンサート」の開催は初めて。
山本直子(やまもと・なおこ)館長は「子どもたちが、最後までおとなしく、コンサートを聴いてくれました。きょうは母子ともども、素晴らしい〝春一番〟になったので、とてもよかったと思います」と話していた。
写真(上)ピアノ伴奏で歌を披露する「音のトライアングル」の女性たち。写真(中)は楽しい雰囲気でいっぱいの「春一番コンサート」。写真(下)はピアノのバック生演奏で紙芝居を演じる井上さん。


更新日:2015年2月21日 土曜日 00:13

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