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梅つぼみ、椿が開花~学文路天満宮~寒の雨に輝く

〝学問の神様〟として尊崇される菅原道真(すがわら・みちざね)公を祀る和歌山県橋本市南馬場の学文路(かむろ)天満宮で、寒の雨が降る1月22日、今年も椿が咲き、梅がつぼみ始めている。菅野一三(すがの・いつぞう)宮司は「厳しい受験シーズンですが、道真公を拝し、花を眺めて、見事合格を…」と言っている。
同神社は天治元年(1124)に創建。主祭神・道真公は観世音の化身と言われ、人々は〝学問の神様〟〝和歌の神様〟〝書道の神様〟として尊崇。毎年、受験シーズンには、近府県から受験生を持つ多くの家族連れらが参拝する。
この日、冷たい雨で、鳥居も鐘楼も、影絵のように煙る中、神社・本殿前では、道真公が愛した梅が枝に、無数の蕾(つぼみ)が赤らみ、垣根状の樹林では、真紅の椿が開花。梅の蕾は雨露を結んで輝き、椿は雨を含んで、神々(こうごう)しく瑞々(みずみず)しい。
とくに梅の花は、道真公が大宰府(だざいふ)へ左遷される前、庭で「東風(こち)ふかば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ」(私がいなくなっても、春が来るたび忘れることなく、梅の木よ、芳しい花を咲かせておくれ)と、和歌を詠んでいて、道真公の花とされている。
本殿では近府県から訪れた、受験生を持つ家族連れらが傘をたたみ、鈴を鳴らして合格祈願。お守りなどの合格セット(2000円)を買い求めていた。菅野宮司は「天候さえ良ければ、梅は2月上旬に開花し、椿とともに3月上旬頃まで、楽しめるでしょう」と話した。
問い合わせは同神社(電話0736・32・5582)へ。
写真(上)は学文路天満宮・本殿前で蕾に雨露を結ぶ梅が枝。写真(中)は寒の雨を含んで輝く椿の花。写真(下)は寒の雨のなか影絵のように見える鳥居や鐘楼。

更新日:2015年1月23日 金曜日 00:04

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