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金剛峯寺へ串柿「百寿」初奉納~伊都・橋本の逸品

和歌山県「伊都橋本伝統産業企画委員会」=代表・下林茂文(しもばやし・しげふみ)紀北川上農協組合長=は、12月15日、高野山真言宗総本山・金剛峯寺=中西啓寶(なかにし・けいほう)管長・座主=にプレミアム串柿「百寿(ひゃくじゅ)」を初奉納した。
串柿「百寿」は、日本一の串柿の里、和歌山県かつらぎ町で特別につくり、「いつもニコニコ(2個2個)仲むつ(6個)まじく、共に白髪の生えるまで」と、1本の串に10個の柿を通し、天日干しして完成させた逸品。
これを九度山町の紙遊苑で漉いた和紙(紀州高野紙)で包み、さらに高野霊木(ヒノキ)を使って、橋本市の木工芸師・池田秀峯(いけだ・しゅうほう)さん制作の箱に収めた、橋本・伊都地方の力を結集したプレミアム商品。箱には金剛峯寺が命名した「百寿」と記されている。
この日、先ず金剛峯寺で「箱入れ式」があり、下林組合長のほか、古田・伊都振興局長、平木・橋下市長、岡本・九度山町長、平野・高野町長、豊岡・かつらぎ副町長、柿生産者の西風氏、同農協・柿部会の前田・部会長、稲葉・紙遊苑長、池田さんら約20人が出席。
柿農家の頭根英之(とね・ひでゆき)・元伊都振興局農業改良普及センター長の指揮で、下林組合長ら10人が、各自の前に用意された串柿を、紀州高野紙に包み、化粧箱に収めた。
この後、奉納式に移り、本山の山口文章(やまぐち・ぶんしょう)金剛峯寺・山林部長ら3人の僧侶とともに、般若心経を唱和した後、下林組合長は「百寿」目録を山口部長に呈上。山口部長から感謝状を贈られた。
これまで、四郷の串柿は計4回、本山へ奉納してきたが、「百寿」名では初めてで、山口部長は「当地方の伝統産業結集の品を奉納いただきありがとうございます。今後、一人でも多くの皆さまに受け入れられるよう、ご活躍ください」と謝辞を述べ、下林組合長は「このプレミアム串柿は、地域の総意の力で完成し、無事、奉納できました。串柿は日本の風物詩、そして神事であり、その伝統を守りながら、地域活性化につなげたい」と挨拶して締めくくった。
頭根さんは「やっとプレミアム串柿を奉納できました。これまでの5年間は、きょうの本番のための準備段階でした。プレミアム串柿は、ふつうの柿の2倍以上の大きさがあり、色つやも抜群の良さ。一般家庭では、正月飾りの餅に合わせて、串柿も小さく、個数も少なくなりつつありますが、このプレミアム串柿は、『ぜひ欲しい』という企業や団体が現れることと思います」と話していた。
写真(上)は高野山・金剛峯寺で山口・部長にプレミアム串柿「百寿」目録を献上する下林組合長。写真(中)は金剛峯寺で披露された大きくて見事なプレミアム串柿=右=と、これまで一般に出荷されている小さな串柿。写真(下)は金剛峯寺で行われたプレミアム串柿「百寿」の箱入れ式。

更新日:2014年12月15日 月曜日 22:24

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