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真田一族・甲冑姿で登場~6日、橋本駅DCアピール
戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町の紀州真田甲冑隊(きしゅうさなだかっちゅうたい)=梅下修平(うめした・しゅうへい)隊長=は、12月6日(土)、欧州客車「サロンカー紀伊号」の出発する橋本市のJR橋本駅に、手作り鎧兜(よろいかぶと)姿で登場し、「和歌山DC(ディスティネーションキャンペーン)」を盛り上げる。同駅の岩田芳和(いわた・よしかず)駅長は「ミニコンサートや、グッズ販売などを含め、わずか1時間程のイベントですが、昔人気のサロンカー紀伊号の姿とともに、お楽しみください」と言っている。
「サロンカー紀伊号」(乗車予約完売済み)は、同日午前9時8分、和歌山駅経由で新宮駅に向けて出発する。DCイベントは同8時に開始。「紀州真田甲冑隊」の6人が、ゆるキャラ4体(こうやくん、ゆっきー、かきおうじ、わっふる)とともに登場。乗降客や鉄道ファン、観光客と握手したり、記念撮影したりすることになる。
また、駅前広場では、関西中心に活躍中の郷土出身の歌手・浦部陽介(うらべ・ようすけ)さんのミニコンサートを開催。「柿食いもてロックンロール」などを披露する予定。
一方、駅前に設営したテントでは、橋本市観光協会がミカンやキウイ、あられ、九度山町が真田グッズなどを販売。「サロンカー紀伊号」の乗客には、橋本市PRパンフを配布。
同8時半には駅前で、紀州真田甲冑隊のリードにより、「エイ、エイ、オー」と勝ちどき(一声)を上げ、同55分には2番ホームの出発式で、鉄砲隊が号砲で合図。同9時過ぎ、ほら貝の吹鳴(すいめい)に送られて、発車することになっている。
岩田駅長は「滅多にない機会なので、サロンカー紀伊号を眺めたり、イベントの雰囲気を味わったり、しばしの時を楽しんでください」と話している。
写真(上)は橋本市高野口町での「ちりめん細工展」PRに登場した際の「紀州真田甲冑隊」。写真(中)は人気上昇中の浦部陽介さん。写真(下)は前回行われた橋本駅DCに登場したゆるキャラたち。