ニュース & 話題
Chojiさん歌う♪26日「田んぼオブザワールド」
大自然と野外コンサートを楽しむ「田んぼオブザワールド2014 in筒香(つつが)」(同実行委主催)が、7月26日(土)、和歌山県高野町中筒香の「よりより広場」(旧・筒香小学校)で開かれる。事務局担当の山本亜紀子(やまもと・あきこ)さんは「田んぼを散策したり、歌を聴いたりして、楽しいひと時を過ごし、筒香ファンになってください」と、参加を呼び掛けている。
高野町富貴(ふき)・筒香地区は、高野山・山麓の小さな農山村。アユ・アマゴの棲む清流・玉川(紀伊丹生川)沿いに、美しい田園風景が広がり、稲作をはじめ、特産のミョウガ(茗荷)作りなど、旬の野菜を栽培している。
「田んぼオブザワールド」は、筒香内外の人々が交流し、筒香の魅力を再認識しようと、耕作放棄地の再生など、地域活性化に取り組んでいる筒香寄合会、筒香さとやま保全会=いずれも新谷英一郎(しんたに・ひでいちろう)会長=、富貴・筒香田んぼつくりタイ=久保博志(くぼ・ひろし)会長=と、玉川沿いの温泉宿泊施設・やどり温泉いやしの湯=西裕生(にし・ゆうき)支配人=、NPO法人よこはま里山研究所=松村正治(まつむら・まさはる)理事長=が協力、同実行委を組織して開催する。
会場となる「筒香よりより広場」は、人々の交流拠点として、旧・筒香小学校を改築オープン。当日は、グラウンドに地元の人たちがテント張りの模擬店を出店。ショウガやキュウリ、トマトなどの旬の野菜、飲み物、たこ焼きなどを販売する。
「田んぼオブザワールド」は、①「田んぼや富貴・筒香を楽しむ時間」(午後2時~同5時)と②「コンサート」(同5時~同7時)の2部門があり、参加者は先ず、美しい植田やショウガ畑を眺めながら散策し、筒香よりより広場の見学や、飲食、野菜購入などを楽しむ。
「コンサート」では、特設ステージでシンガーソングライター・Choji=チョージ・村田智則(むらた・とものり)さん=が、筒香の農作業から生まれたオリジナルソング「田んぼオブザワールド」「軽トラでゴー」などを、ギターやピアノ弾き語りで披露。倉井夏樹(くらい・なつき)さんがハーモニカ演奏でゲスト出演する。また、昔から郷土に伝わる盆踊り音頭「やっちよんまかせ」を歌い、地元婦人会の人たちが、あでやかに踊ることになっている。
子供たちに農業体験を…と、この夏開校した「里山学校」(和歌山県橋本市柱本)を企画・運営する佐藤俊(さとう・さとし)さんは、「ふる里の農業、ふる里の自然を大切に思うイベントで、実に素晴らしいと思います」と拍手を送っている。
チケットは一般2500円、中学生・高校生1500円(みょうがご飯付き)。小学生以下は無料。実行委では「必ず事前予約をお願いします。小さい集落ですので、予約多数の場合は、受付を締切とさせていただくことがあります」と言っている。
▽問い合わせ=
・株式会社ツキオン・エンターテイメント(村田智則社長=神奈川県横浜市南区六ツ川2の54の19)=代表電話(090・8519・9064)。
・山本亜紀子さん=携帯電話(090・5784・5128)
写真(上、下)はギター弾き語りをするChojiさん。写真(中)は筒香ヌタノハラの棚田=和歌山県棚田等保全連絡協議会の「和歌山の残したい棚田・段々畑」より。