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紫陽花の〝観賞交流〟楽し~田宮さん方300鉢
〝色とりどりの紫陽花(あじさい)が見られる家〟として名高い、和歌山県橋本市の元出納室長・田宮洋子(たみや・ようこ)さん(71)=同市御幸辻770の138=方の庭で、6月18日、今年も多種多様の紫陽花(あじさい)が満開になり、大勢の友人知人が観賞に訪れている。
田宮さん方は、平成20年(2008)に新築した和風建築(木造平屋瓦葺き)。紫陽花はいずれも鉢植えで、今年植栽した「ラブ」「初恋」「霧島の恵み」などを含め、計約300鉢がピンク、ブルー、ホワイトなどの額(がく)または毬状(まりじょう)の鮮やかな花を咲かせている。
紫陽花シーズンには、地元の人々や絵手紙、カラオケ、体操仲間、市役所OBなど、大勢が次々訪問。座敷でお茶をよばれ〝紫陽花&趣味の話題〟に花を咲かせ、観賞予約客が相次いでいる。
中には通りがかりに「ちょっと見せてね」と門内に入る〝一元さん〟や、「この紫陽花がほしい」と、明るい表情で持ち帰る〝親友たち〟もいて、楽しい雰囲気でいっぱい。
田宮さんは約10年前、友人にもらった紫陽花の鉢植えを、当時の旧宅庭で栽培。開花した花の美しさに魅了されて、紫陽花づくりを続けてきた。
田宮さんは「水やり、肥料やり、それは大変とお思いでしょうが、実は紫陽花が好きなので、そんなことはありません」とにっこり。また、「紫陽花を囲んで、皆さんが交流される、それがうれしい」と言い、見頃については「天候次第ですが、今月末まで楽しめそうです」と話した。
写真(上)は自宅玄関で紫陽花を愛でる田宮さん。写真(中)は田宮さん方の庭で美しく咲いた紫陽花の鉢植え。写真(下)は廊下から紫陽花を観賞する女性たち。