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国道371号・橋本バイパス~16日午後3時開通
大阪方面から世界遺産・高野山へ通じる表玄関ルートである、和歌山県橋本市の国道371号「橋本バイパス」が完成し、6月16日(月)午後3時、供用開始される。同バイパスは、南海高野線・林間田園都市駅周辺の新興住宅地の生活道路でもあり、市民は「とても便利になる」と大喜びだ。
「橋本バイパス」は同市清水(紀の川・橋本高野橋)〜同市柱本(府県境)間約8・5キロで、今回完成したのは、そのうち未完成だった同市東家(京奈和自動車道・橋本IC)~橋本市三石台(市道・慶賀野・垂井線)間約3キロのコース。最終的には4車線計画だが、とりあえず暫定上下各1車線で、両側に自転車・歩道が設けられている。
和歌山県伊都振興局は「橋本バイパス」パンフレットで、このバイパスは「自然災害などの緊急時に役立つ」「両側歩道で安全確保」「南海・御幸辻駅の駅前広場と直結し、南海・林間田園都市駅へアクセスしやすくなる」と説明。古田雅昭(ふるた・まさあき)局長は「橋本・伊都地方の観光・経済に果たす役割は大きい」と語っている。
供用開始される16日午後3時には、先ず、和歌山県警・橋本署パトカーが、「橋本バイパス」の東家と三石台の両端から出発。〝通り初め〟希望者の車は、その後ろを走行し、自転車・歩行者も同時刻以降、両側から進むことになる。
橋本市民は「橋本バイパスは、新しいまち・林間田園都市と、橋本市役所周辺の旧市街地とを直結しているので、通勤や買い物など、とても便利になる」と喜んでいる。
写真(上)は橋本市御幸辻の高台から眺望した国道371号「橋本バイパス」と、それをつなぐ京奈和自動車道の高架風景。写真(中)は京奈和自動車道・東家IC付近から見た新しい国道371号「橋本バイパス」。写真(下)は南海高野線・御幸辻付近から三石台方面を眺望した「橋本バイパス」の風景。