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青葉娘、金剛峯寺で披露~15日の降誕会に散華

世界遺産・高野山(和歌山県高野町)の開祖・弘法大師(空海)の降誕会「青葉まつり」(6月15日)を控えて、祭典を古式豊かに飾る「青葉娘」が決まり、5月19日、高野山真言宗総本山・金剛峯寺でお披露目された。
今年の「青葉娘」は、金剛峯寺職員の道上朱里(みちうえ・あかり)さん(23)、同職員の田中杏(たなか・あん)さん(23)、紀陽銀行職員の北山亜沙奈(きたやま・あさな)さん(25)、高野町役場職員の日吉田歩実(ひよしだ・あゆみ)さん(29)の4人。
青葉まつりは15日(日)午前9時から、高野山・大師教会大講堂で法要が営まれた後、正午から高野山・一の橋〜金剛峯寺間の約1・5キロの目抜き通りで、「花御堂渡御」「稚児行列」「大師音頭」など約1500人の行列が練り歩く。
青葉娘4人は「花御堂渡御(はなみどうとぎょ)」に登場し、千早装束(ちはやしょうぞく)姿で、山車(だし)の上から絵札(えふだ)をまく〝散華(さんげ)〟を行い、沿道の人々の幸せを祈る。
この日、青葉娘4人は、高野山開創1200年記念大法会のマスコットキャラクター〝こうやくん〟とともに、報道陣の写真撮影に応じ、金剛峯寺の庭や山門わきなどで、にっこりと笑顔を見せると、国内外から訪れた参拝・観光客は「まあきれい」と大喜び。

4人は「来年は高野山開創1200年大法会が営まれます。青葉娘になるのは、早すぎまそしたが、でも、来年の大法会が盛り上がるよう頑張ります」と、口をそろえていた。
なお6月14日(金)には、青葉まつり〝前夜祭〟が行われ、商工会青年部による「奉燈行列」があり、力作の〝ねぶた〟が山内を練り歩く。

写真(上)は金剛峯寺山門わきの満開のシャクナゲの前で高野くんと一緒に記念撮影する青葉娘たち。写真(中)は金剛峯寺の庭を背景に写真撮影に応じる青葉娘たち。写真(下)は金剛峯寺の境内を千早装束姿で行進する青葉娘。


更新日:2014年5月20日 火曜日 00:02

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