ニュース & 話題

やどり温泉「フロの日」「町市民の日」入浴300円

和歌山県橋本市北宿5の玉川峡にある温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」=西裕生(にし・ゆうき)支配人(26)=は、毎月26日を「フロの日」、毎週金曜日を「町市民の日」として、入浴料金を普段の約半額「300円」に設定、温泉ファンに喜ばれている。とくに4月1日からは、消費税値上げに伴い、入浴料も上がったが、「フロの日」と「町市民の日」の300円はそのままに抑えた。西支配人は「入浴料金は極力抑えています。四季の自然豊かな玉川峡の温泉で、ゆったり心と体を癒してください」と言っている。
同施設は平成24年3月オープン。鉄筋コンクリート2階建てで、本館は大食堂や休憩所、大浴場(男女各12人収容)&露天風呂(男女各4人)があり、隣にコテージ4棟(うち温泉付き2棟、ユニットバス付き2棟、定員各5人)がある。
入浴料金は現在、通常610円だが、入浴会員(年会費200円)になると、常時560円に値引きされる。また「フロの日」は入浴会員に限り、入浴料金は300円。「町市民の日」は第1金曜日が橋本、第2金曜日は九度山、高野町、第3金曜日はかつらぎ町、紀の川市、第4金曜日は奈良県五條市、大阪府河内長野市の各住民(運転免許証、保険証など公的証明書を提示)に限り、会員・非会員の関係なく、各住民とも300円で入浴できる。
これまでは入浴料は通常600円、入浴会員の入浴料は550円だったが、4月1日以降は消費税値上げに伴い、それぞれ10円上乗せ。但し、「フロの日」「町市民の日」の料金300円は、これまで通りとした。
同温泉の入浴客数は年間約10000人超。「フロの日」の入浴客数は普段の約3倍、「町市民の日」は、橋本の日が約2倍、九度山町と高野町は約1・5倍で、河内長野市や五條市の日は、普段と変わらないという。橋本市市脇の市街地には、3月22日、「ホテルルートイン橋本」(148室)がオープンしたことについて、西支配人は「宿泊施設が不足する橋本市内に、ビジネスホテルが開業したことはいいことだと思います。当温泉施設は、玉川峡や温泉を楽しむ顧客が中心なので、入浴、宿泊ともに、ほとんど影響を受けていません」と説明。そのうえで、市内には天然温泉・宿泊施設「紀伊見荘」や「ゆの里」などがあり、ホテルルートイン橋本も開業したので、「私たちはお客様の質問に応じて、お客様の要望に合った温泉や宿泊施設をご紹介しています」と話し、顧客本位の「おもてなし」の姿勢を示していた。
なお、平成26年4月1日から、営業時間は「温浴施設」が午前11時~午後9時(最終入場は午後8時)、「宿泊施設」のチェックインは午後3時、チェックアウトは午前11時。休館日は毎週木曜日(ただし、7、8月を除く)としている。(設備保守点検や緊急修繕などにより臨時休館する場合がある)。
アクセスは、JR・南海橋本駅から国道371号線を南下、車で約30分。高野山・奥の院から国道371号線を車で約30分。(但し、昨年の風水害のため、平成26年4月4日現在、九度山町側からは同温泉に行けない)。
問い合わせは「やどり温泉いやしの湯」(電話0736・32・8000)(FAX0736・32・8300)。
写真(上、中)は「やどり温泉いやしの湯」の大浴場と露天風呂。写真(下)は「やどり温泉いやしの湯」の外観。


更新日:2014年4月4日 金曜日 01:18

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事