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道の駅「柿の郷くどやま」完成!~26日オープン

和歌山県九度山町入郷5の5、旧・営林署跡に建設していた道の駅「柿の郷(かきのさと)くどやま」が、3月31日に完成し、4月26日(土)に竣工式が行われることになった。「柿の郷くどやま」には、農産物直売所やベーカリーカフェ、体験・研修施設などが開設される。京奈和自動車道は、すでに紀の川市~奈良県五條市間が開通したが、「柿の郷くどやま」は高野口ICから高野山に参詣するコースにあり、多くの参拝・観光客が立ち寄るものと期待されている。
「柿の里くどやま」は、敷地約9500平方メートルで、〝駅舎〟は鉄骨平屋延べ約1300平方メートルの広さ。駐車場は125台(大型3台、小型119台、身障者用3台)収容。トイレは17器(男性6器、女性10器、身障者用1器)設けられた。
指定管理者は柿の里振興公社(下西俊幸理事長)で、〝駅舎〟には消費者に人気の株式会社プラス(田辺市)の産直市場「よってって」が開店。郷土特産の富有柿や、新鮮・安心・安価な地元の旬の野菜、果物などを販売する。
ベーカリーカフェ「パーシモン」は、富有柿を原料にした柿パンや柿ソフトクリーム、地元食材を使ったパスタやサラダ、真田幸村ゆかりのオリジナル・六文銭パンなどを販売する。
体験・研修施設では、名物〝真田そば〟のそば打ちや柿の葉寿司づくり、つるし柿づくり、真田紐(さなだひも)づくりなどの体験を楽しんでもらう。
インフォメーションセンターでは、地元の世界遺産・慈尊院(じそんいん)や丹生官省符(にゅうかんじょうぶ)神社、町石道(ちょういしみち)などの観光情報を世界に発信。九度山町、町石道、高野山の3つの各ゾーンにパネルを展示して、それぞれの素晴らしさを紹介する。
東方のアミューズメント広場には、滑り台などを取り入れた大型遊具を設置。子供たちが楽しめるようにした。
また、関連イベントとして、5月4日、5日の午前10時~午後4時、「真田まつり」を開催。4日は真田の市やステージイベント、5日は真田の武者行列が繰り広げられる。11月第2土曜、日曜日の午前10時~午後4時は、「大収穫祭IN九度山」を開催。富有柿を中心にした柿の直売、チャリティーオークション、フリーマーケットなど、様々な催しを展開することになっている。
竣工式は午前9時に開式。真田陣太鼓演奏の後、主催者(町長)式辞、感謝状贈呈、道の駅認定証の伝達などがある。内覧会は午前9時55分から同10時25分まで行い、来賓は同9時55分から、一般は同10時から施設内を見学。同10時30分から「テープカット・風船飛ばし」で祝い、待望の施設オープンとなる。
同10時45分からアミューズメント大型遊具の「滑り初め式」を行った後、遊具を一般開放。正午から、「柿の郷くどやま」の体験・研修施設で、真田そば(200食)が振る舞われる。九度山町産業振興課は「皆さん、ぜひ、お越しください」と呼びかけている。
問い合わせは同課(電話・代表=0736・54・2019、FAX0736・54・2022)。
写真(上)は3月31日完成した「柿の郷くどやま」。写真(中)はアミューズメント広場に完成した大型遊具。写真(下)は雨引山(あまびきやま)を背景に紀の川左岸の県道沿いに完成した「柿の郷くどやま」。


更新日:2014年4月1日 火曜日 01:39

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