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わあ、塩鯖が空に舞う!~初午~子供や女性大喜び

〝餅まき〟ならぬ〝魚まき〟という珍しい「厄除け行事」が、今年も初午(はつうま)の日の3月12日、和歌山県橋本市賢堂1114の1、奈和建設株式会社=乾芳之(いぬい・よしゆき)社長(53)=で賑やかに行われ、集まった約200人の家族連れや女性グループらを喜ばせた。
準備したのは、塩鯖(しおさば=体長約40センチ)27匹と、秋刀魚の開き(さんまのひらき=同25センチ)60匹。このほか、本来の餅=15臼(うす)分=や、うどん玉、お菓子、パンなど、種類は到ってバラエティー。
乾社長と妻、長男、二男、長女の5人家族は、午後4時過ぎ、同社前の駐車場のガレージ屋根に登場。乾社長が「いつも仕事ができるのは、すべて郷土の皆様のお陰です。今年も皆様のご健勝、ご活躍を祈ります」と挨拶し、参加者から大きな拍手を受けた。
この後、家族全員で、先ず〝餅まき〟や〝お菓子まき〟を行い、最後に塩鯖や秋刀魚を、高々と空に投げると、地上で待ち構えていた子どもや大人たちは、「わあすごい!」「こっちへ投げて」などと大歓声。運よく拾えた子供たちは「これ、すごいでしょ」と目を輝かせ、女性たちは「とても楽しかったので、これで厄除けができたと思います」と、明るく笑っていた。
平成27年の「魚まき」行事について、問い合わせは同社(0736・32・3733)へ。
写真(上)はガレージの屋根から「餅まき」「魚まき」をする乾社長とその家族=その下では大勢の善男善女が大歓声。写真(中)は準備した塩鯖や秋刀魚の開きなどを披露する乾社長(左)と娘さん。写真(下)は塩鯖や秋刀魚の開を持って大喜びの子どもたち。


更新日:2014年3月13日 木曜日 00:08

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