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「出塔ふれあい市場」に知事表彰~農業地域を活性化

農業地域の活性化に貢献したとして、和歌山県橋本市出塔(でとう)の「出塔ふれあい市場」=山本雅英(まさひで)代表=が、和歌山県知事表彰を受け2月28日、山本代表らメンバー3人が伊都振興局に古田雅昭局長を表敬訪問し、古田局長は「皆さんは子供たちの食育や、農産物の加工・販売など地域によく貢献されました」と讃えた。
「出塔ふれあい市場」は、グループ名であるとともに、「出塔ふれあい市場」という産直市場の屋号でもあり、現在、女性7人、男性4人の11人で構成している。
これは、官公庁や会社務めの定年退職者が、昭和60年頃から増えはじめ、出塔地区では、とくに高齢者による野菜づくりが盛んになった。そこで、自分たちで栽培した新鮮野菜を直売しようと、平成9年10月、木造平屋の「出塔ふれあい市場」を開設した。
また、グループ・メンバーで「橋本市生活研究グループ連絡協議会出塔柏原グループ」を結成。金山寺みそ、餅(もち)、梅干し、コンニャク、漬け物などを手作りで加工・販売。食育ボランティアとして、小学校の子供たちを対象にした「郷土料理やみそ加工体験」を実践。学校給食に必要な野菜が少ない場合は、その品揃えに協力した。
その「出塔ふれあい市場」も、昨年夏の台風18号では、一瞬にして吹き飛ばされ、全壊したが、同年秋には、会員の親睦旅行を断念して、その積立金で見事再建した。今では「柿も野菜も、新鮮で安価」と、大阪の小売商がどんどん仕入に訪れるほどの人気ぶり。
この日、伊都振興局の局長室に山本代表とメンバーの浜口順子さん、山本志津子さんが訪問。仁坂吉伸・和歌山県知事の表彰状と、木下善之・橋本市長の「祝詞」状をテーブルに置いて歓談。同振興局農業振興課の南敏夫課長と平田ますみ副主査が、その功績なとを説明した。
古田局長は「台風で市場が破壊された後、よく再建されましたね」と話しかけると、山本代表は「朝、見ると、飛ばされていて、何もなかった。多くの方々から要望を受けて、再建しました」と応答。浜口さんと山本さんは「橋本の野菜は、大阪でも大人気。小売商が仕入れた後、翌日の注文までして帰るほどです。生産が追いつきません」と話した。
古田局長は「それはすごい、都市部へのPR、地元農業の活性化につながります。近く、京奈和自動車道の紀の川市延伸、国道371号バイパス(橋本インター~三石台)の完成、紀見トンネル着工など、交通アクセスが良くなれば、さらによくなると思います」と話し、「出塔ふれあい市場」の将来を期待した。
写真(上)は農業地域の活性化貢献で知事表彰を受け伊都振興局を訪問した「出塔ふれあい市場」の山本代表=左手前から3人目=ら。右は古田・伊都振興局長。写真(中)は好評を博する「出塔ふれあい市場」。写真(下)は知事表彰、市長祝辞を受けた「出塔ふれあい市場」の山本代表=右から2人目ら。左端は古田振興局長。

更新日:2014年3月1日 土曜日 00:00

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