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橋本に10階ホテル外観あらわる!郷土経済に大活力
和歌山県橋本市市脇で建設中の、関西のビジネスマン待望の「ホテルルートイン橋本」が、すでに足場や囲いシートが外され、素晴らしい外観をあらわした。平成27年(2015)の第27回紀の国わかやま国体と、高野山開創1200年記念大法会を控えて、3月22日に完成オープン予定で、橋本・伊都地方の心強い宿泊基盤となる。
同市は高野山・金剛峯寺への参詣口。近畿屈指の規模を誇る県立体育館があるが宿泊施設が不足している。橋本市企業誘致室の説明では、平成20年(2008)3月、木下善之(よしゆき)橋本市長や岡本章(あきら)九度山町長らの、熱意と交渉が実り、ルートインジャパン(本社・東京)が、国道24号・市脇交差点近くに「ホテルルートイン橋本」を新築することに決定。同社と和歌山県、橋本市の3者が建設協定に調印した。
現在計画では、約4400平方メートルの敷地に、鉄筋コンクリート10階建てホテルを建設。客室はシングル中心に148室を設け、従業員は原則40人を地元採用。客室料金はシングル1泊朝食付~7800円(税込)、ツイン(2名1室利用)1泊朝食付~15000円(税込)で、バイキング(朝食無料)和洋メニューを用意。施設は大浴場完備、レストラン花茶室(朝食)、レストラン花々亭(夕食)、ルームシアター、全室インターネット、インターネットコーナー、橋本市特産品コーナーが設けられる。
「オープン記念式」には、木下市長や岡本町長らが出席。真田幸村ゆかりの九度山町と長野県上田市の和太鼓演奏、橋本ちんどん笑会のチンドン屋が、記念式典を盛り上げる。信州そばや、ルートインホテルズ〝上田カリー〟が振る舞われる予定。
同ホテルのオープンは、関西のビジネスマンや、高野山の参拝・観光客、スポーツ関係者の利便性につながることはもちろん、市内の一般企業や飲食店、商店なども、「これでまちが活気づき、地方経済が好転するに違いない」と期待。また、一般家庭でも「親類や友人知人が来られ、自宅での宿泊、おもてなしが無理な時は、ホテルを利用することができる」と喜んでいる。。
問い合わせはホテルルートイン橋本開業準備室(電話=0736・33・3000)。
写真(上、下)は橋本市の中心部に建設、足場やシートが取り外されたホテルルートイン橋本の外観。写真(中)はホテルルートイン橋本をPRするチラシ。