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飲酒運転ダメ!~橋中生と〝きしゅうくん〟啓発

歳末警戒中の12月4日、和歌山県橋本市立橋本中学校の生徒会役員は、和歌山県警・橋本署前で、往来する車のドライバーに「飲酒」「運転」「ダメ」のプラカードを示し、交通ルールを厳守するよう訴えた。
橋本署と市民ボランティアが企画し、橋本中学校に依頼した。この日午後1時20分、同校生徒会長の2年生・青木瑠稼(るか)君(13)ら生徒会役員6人が、担当の西野晃司先生とともに橋本署前に集合。
奥野智也(ともや)・同署交通課長が「皆さんの協力で、ぜひ、飲酒運転をなくしたい」と謝辞を述べた後、生徒会役員らは同署前の歩道で、一列横隊に整列した。
この日は、県警マスコットキャラクター「きしゅうくん」が初登場。生徒たちは「飲酒」「運転」「ダメ」と書いた円板(直径30センチ)3枚や、「飲酒運転追放」と書いた御用提灯(ごようちょうちん)を高々とかざし、頻繁に行き交うトラックや乗用車のドライバーらに提示して、注意心を喚起。きしゅうくんとともに、ドライバーに反射タスキやティッシュペーパーなどを配り、「飲酒運転しないでね」と呼びかけた。
同生徒会の〝飲酒運転・追放運動〟は、約10年前から実施。青木君は「飲酒運転はとても危険なので、絶対やめてほしい」と訴え、西野先生は「このような地域活動の体験は貴重で、先輩から後輩へと引き継いでいます」と、その活動ぶりを見守っていた。
橋本署によると、同署管内の飲酒運転による摘発件数は、今年1月から10月末までに35件。これは昨年同期より2件減少し、内訳も人身事故は今年0で、昨年同期の4件(うち1人死亡、3人負傷)に比べ好転している。同署では、さらに年末年始の警戒を強め、飲酒運転・撲滅を図る。
写真(上)はきしゅうくんとともにドライバーに「飲酒運転しないでね」と訴える橋本中学校生徒会役員ら。写真(中)は橋本署前でドライバーに「飲酒運転ダメ」のプラカードを示し、ルール厳守を訴える橋本中生徒会の役員ら。写真(下)はドライバーに「飲酒運転ダメ」と訴える橋本中学校・生徒会役員ら。


更新日:2013年12月5日 木曜日 01:44

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