東京橋本会～浦部さん篠さん出演～同郷の絆強く

東京を中心に関東で活躍中の和歌山県橋本市出身者らで組織する「東京橋本会」の平成２５年度総会・親睦会が、１１月１５日(金)、東京グリーンパレス（東京都千代田区二番丁２番地）で開かれる。今回は、橋本市出身のシンガーソングライター・浦部陽介(うらべ・ようすけ)さんと、演歌歌手・篠光之(しの・みつゆき)さんの２人が余興出演し、楽しい親睦会になりそう。同会事務局の橋本市企業誘致室・浦彰伸(うら・あきのぶ)顧問は「橋本出身者で、関東地方で頑張っている皆さんは、ぜひ、気軽に参加してくださいね」と呼びかけている。
東京橋本会は、木下善之・橋本市長が、旧橋本市・高野口町の合併後の平成１８年（２００６）１１月、郷土出身者同士の「親睦」と「郷土発展寄与」を目指して発足、今年で８年目になる。会員は会社経営者、会社員、官公庁職員、医師、美容師、音楽家、スナック経営者、主婦など、職業はさまざまで、発足当時８０人だった会員は、現在１３６人に増えている。
同総会・親睦会は１１月１５日午後７時から開催。橋本からは、木下市長、県議、市議、和歌山県伊都振興局の古田雅昭局長、同県東京事務所の児玉征也(せいや)所長、紀北川上農協の下林茂文(しもばやし・しげふみ)組合長、橋本商工会議所の畑野富雄会頭、同会議所の岸田俊規(としき)専務、高野口商工会の苅田一郎会長、同商工会の斎藤三千代女性部長らが参加する予定。
先ず、西川元啓(もとよし)会長（野村綜合法律事務所弁護士）が開会挨拶をし、木下市長、石橋英和・市議会議長、国会、県会議員らが祝辞を述べ、総会議事が行われる。
親睦会は、同７時５０分から始まり、会食しながら「橋本のこと」「東京のこと」などを歓談。同８時５０分から浦部さん、篠さんが〝余興出演〟して、橋本っ子同士の友好を盛り上げる。
浦部さんは、橋本市高野口町出身で、橋本・伊都地方や大阪・ミナミなどでライブ活動。今春、橋本市東家に開局したラジオ局「ＦＭはしもと」のパーソナリティーも務めていて、人気上昇中。
篠さんは東京橋本会の会員。１９歳で畠山みどりさんに憧れ上京。昭和４７年から５年間、畠山さんのマネージャーを務め、同５３年に演歌歌手としてデビュー。畠山さん、伍代夏子さんらに可愛がられているという。
会場には、橋本市観光協会や橋本市ＩＴ地域交流センター「裁ち寄り処」から、地場産品の展示・販売コーナーを設置。織物の町・高野口町の再織のスリッパや、カバン、ハンカチ、高野スイーツ、みしまの「柿の葉すし」、稲竹(いなたけ)商店の「こいくち醤油」、とくさの「たけのこ水煮」、ＪＡ紀北かわかみの「まるごと柿酢」、島村農園の「ナタ豆茶」などを出品する予定。
橋本市企業誘致室の秋山康弘主査は「東京橋本会への当日入会、当日参加もＯＫです。入会費や年会費は不要です。今回の総会・親睦会費は会員８０００円、新規会員５０００円です」と説明したうえ、「東京など大都市では、とくに同郷の絆が大切かと思いますので、ぜひ、入会していただきたい」と話している。問い合わせは橋本市企業誘致室(０７３６・３３・１２１１)。
[平成２４年度の東京橋本会の役員は次の皆さん]
▽会長＝西川元啓・野村総合法律事務所弁護士▽副会長＝石城太造・ＮＰＯ法人新現役ネット会員▽副会長＝瀧井道治・株式会社ＳＵＭＣＯ代表取締役副社長▽副会長＝岩上伸・和光堂株式会社代表取締役社長▽幹事＝松山優治・東京海洋大学特任教授、電気通信大学監事▽幹事＝上田富三・アドソル日進株式会社代表取締役社長▽幹事＝神谷和秀・イオンクレジットサービス株式会社代表取締役社長▽幹事＝中谷誠・農林水産省研究開発官▽幹事＝小坂光由・株式会社淺川組東京支店営業部長▽会計＝森下淳次・株式会社富士通システム統合研究所取締役▽監事＝脇田哲志・ＮＨＫ国際放送局長▽監事＝廣浦康勝・ハウス食品株式会社取締役専務執行役員▽顧問＝堀内才一・株式会社ホリウチ代表取締役会長▽顧問＝三浦和彦・日本児童教育専門学校統括相談役▽顧問＝神谷和男・フジメタル株式会社営業開発室長。
写真(上)は東京橋本会で歌うことになった浦部陽介さん。写真(中)は同じく篠光之さん。写真(下)は昨年開かれた東京橋本会総会・親睦会＝挨拶しているのは木下市長。

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