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パンジー植えて弁当食べて~紀の川堤防で園児たち
和歌山県橋本市の学文路幼稚園、清水幼稚園、しみず保育園の園児計約40人は、郷土の紀の川左岸堤防の「南馬場緑地広場」で、バンジー&ビオラの「花植え体験会」(橋本市文化スポーツ振興公社主催)に参加、秋のひとときを楽しんだ。
同堤防は、長さ約1キロ、幅約15メートルの桜の並木道で、道沿いには9つの花壇(高さ約50センチ、縦約5メートル、横約2メートル)の花壇がある。河川敷の緑地広場では、市民が野球、サッカー、グランドゴルフなどに汗を流していて、堤防を散策する人たちも多い。
園児たちは公社職員から、1花壇当たり60本の花株をもらい、手伝ってもらいながら、一株一株しっかりと植えて、根元には丁寧に土をかぶせた。満開の花びらが風にそよぐと、園児たちは深呼吸して気持ちよさそう。また、幼稚園児は、堤防での昼食会にも参加。持参の弁当を広げて、仲良しの輪が広がっていた。
清水幼稚園の井上加江子園長(51)は「自然環境に親しみ、交流し、花植えを経験。とてもよかったと思います」と園児たちを眺め、同公社の井向一朗・課長補佐は「ここを散策する方々は、園児たち手植えの花を見て、きっと喜んでくれます。花植え体験会は来年も行う予定です」と言っていた。
写真(上)は公社職員から花株をもらう園児たち。写真(中)は丁寧にパンジーを花壇に植える園児たち。写真(下)は、園児たち手植えのパンジーが美しく風に吹かれる。
更新日:2013年11月10日 日曜日 00:01