ニュース & 話題

「門前の桜」など7点展示〜市庁舎の市民ギャラリー

和歌山県橋本・伊都地方の絵画を愛する人たちでつくる「橋本絵画同好会」(高橋佳子会長)は、7月2日、橋本市役所2階の〝市民ギャラリー〟に、会員の作品7点を掲げた。この〝市民ギャラリー〟は、今回、市庁舎の耐震工事の際、市長室前の廊下の壁に設けられた新展示スペース。高橋会長は「とてもうれしい。ぜひ、絵画鑑賞を楽しんでほしい」と話した。
掲示したのは、6月21日に橋本市教育文化会館で開かれた「橋本絵画同好会展」の出展作の中から、単なる芸術的評価ではなく、市民が見て気持ちが明るくなりそうな8号〜80号の油彩画を選んだ。
岩井和美さんの「table」は、卓上のレモンやコーヒー、バラを描写。芝満子さんの「絆(きずな)」は石膏(せっこう)の男女の気持ちがつながっている雰囲気。北村道夫さんの「桜」は国城山を背景に桜が満開。前東清美さんの「コスモス」は、青い空にカラフルな花が鮮明。
また、中山敏和さんの「門前の桜」は、お遍路らが行き来する粉河寺・中門の静かな光景、辻還さんの「スタイリスト」は、トルソーや椅子などを表した半具象画。松本佳子さんの「静物」は、卓上のかぼちゃやゴーヤなどがおいしそうに描かれている。
これらの作品は、今後1年間掲げられ、来年の橋本絵画好会展の後、新しい作品と入れ替えることになる。高橋会長は「市役所に来られた時は、ぜひ、絵画を見ていただき、明るい気持ちになってほしいし、できれば絵画を志す人が増えてほしい」と話した。
写真(上)は橋本市役所2階の〝市民ギャラリー〟に絵画作品を掲示する橋本絵画同好会の皆さん。写真(中)は〝市民ギャラリー〟が出来て大喜びの橋本絵画同好会の皆さん。写真(下)は絵画が掲げられて市長室前の廊下。


更新日:2013年7月2日 火曜日 21:32

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事