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橋本「健康づくり公園」完成〜桜の名所&健康遊具

高野山系の山並みが見える和歌山県橋本市隅田町中島の旧・橋本クリーンセンター跡地に、立派な「健康づくり公園」が完成し、7月1日、開園式が行われた。同公園には7つの〝健康づくり遊具〟が設けられ、木下善之市長は「とくにご高齢の方は、自然豊かなこの場所で、散策したり遊具を使ったりして、健康長寿でいてください」と話した。入園無料。
同公園は、京奈和自動車道のすぐ北側、橋本カントリークラブのすぐ南側にあり、広さは約4000平方メートル。公園の南側には、昭和62年(1987)にクリーンセンターが開設された際、橋本市内の企業でつくる貢献グループ〝橋本一世の会〟が植栽した約50本の桜並木があり、高さ4メートル、枝張り5メートル、幹回り30〜40センチに生長。桜の名所の一つとなっている。
橋本市はクリーンセンター撤去後、地元区民と「跡地利用」について協議のうえ、総工費3458万円で同公園を設置。一周160メートルの遊歩道の内側に芝生を植え、背伸ばしや体ひねりをする「ストレッチミラー」、腕の上げ下げなどする「のびのびサークル」、立った姿勢で腕立て運動する「ウデタテボード」、背中のツボを刺激する「マッサージベンチ」、体を前方に倒す運動の「ジワジワ前屈」、バランス運動の「ソロソロ平均台」、ソフトなぶら下がり運動の「スプリングバー」の各遊具を備えた。
公園の桜並木は、夏は涼しい緑陰、春は満開の桜を咲かせ、高野山系の山々が望めるし、遊歩道や遊具で楽しく健康づくりができる。
この日、開園式で木下市長は「クリーンセンター操業に関しては、地元の方々に大変お世話になりました」と謝辞を述べ、「皆様と相談のうえ高齢者の体力づくりを考えた〝健康づくり公園〟をつくりました。多くの市民のご利用を」と挨拶した。
石橋英和・市議会議長は「地元選出議員として」と前置きし、「20数年前には大騒ぎだったクリーンセンター問題も、きょうで終了。今後とも中島区をよろしくお願いします」と訴え、北山和永・中島区長は「ぜひ多くの方々に来てほしい。4月には桜が見事に開花、弁当持参で花見も楽しんでください」と話した。
この後、出席した区民や市職員らとともに園内を見学。橋本市老人クラブ連合会の辻田育文会長は「高齢者の健康づくりに最良の公園。どんどん利用すれば元気になれると思います」と喜んでいた。
写真(上)は健康づくり公園の開園式で挨拶する木下市長。写真(中)は健康遊具が設けられた健康づくり公園。写真(下)は橋本一世の会が植栽生長した桜並木と、その緑陰から望める高野山系の山々。


更新日:2013年7月1日 月曜日 20:09

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