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粘土の造形美〜花やドレス〜大北さん展示会

〝Cray Garden〟主宰・大北公子さんの「クレイクラフト(装飾粘土工芸)作品展」が、和歌山県橋本市高野口町名倉288の橋本市IT地域交流センター「裁ち寄り処」で、初めて開かれている。花やドレスなど温かみのある造形美があふれていて、大北さんは「ぜひ、ご覧ください」と言っている。6月30日(日)まで。入場無料。
会場の棚にはカラーやデンジャー、ダリアなどのトロピカルフラワー、茎仕立てのバラやユリのブーケ、トルソーに着せたドレスなど計25点を展示。作品はいずれもふんわりと温かく、落ち着いた彩りを漂わせている。
大北さんは、大阪府河内長野市美加の台在住で、約6年前に大阪・難波の高島屋で開かれた「ハワイアンフェア」で、クレイクラフトの恩師〝naoko先生〟と出会い、展示されていたトロピカルフラワーの美しさに感銘、体験レッスンを受けた。
その後、3人の子供たちの育児の合間をみて、正式にレッスンを重ね、平成21年(2009)にDECОクレイクラフトアカデミー講師の資格を取得。現在は自宅やカルチャースクールで教室を開催している。
今回は、この約3年間に制作した作品を展示するとともに、計4回の体験教室「バラのミニアレンジ」を開催。初回の6月21日には、女性6人が受講して、それぞれバラ一輪を制作した。参加者らは大北さんの展示作品に感動し、創作体験した自らの作品について、「自宅に飾りたい」と大喜びだった。
この体験教室は、今後も6月22日(土)午後1時〜、同27日(木)午前11時〜、同28日(金)午前11時〜、「裁ち寄り処」で開催。定員は各7人、事前予約制で、費用は1200円。申し込み・問い合わせは「裁ち寄り処」(0736・44・1401)。
DECОクレイクラフトは〝DECОクレイクラフトアカデミー主宰の宮井和子さんが、西洋陶器への憧れから、焼かずに陶器風の作品制作を工夫し、完成させた装飾粘土工芸で、今では国内外に広まっている。
大北さんは「私はクレイに出会って、自分の楽しみが増えました。この楽しさを一人でも多くの人たちに知ってほしいです」と語った。
自宅でのクレイクラフト教室(有料)は、月曜〜金曜の午前10時〜12時、午後1時〜同3時(日程は不定期)に開催。申し込み・問い合わせは大北さん(電話090・8795・8886)。
写真(上)はトロピカルフラワーと大北さん。写真(中)は温かみのある大北さんの作品の一つ。写真(下)は大北さんの作品「ドレス」。


更新日:2013年6月22日 土曜日 00:26

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