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〝松葉菊の帯〟40メートル〜福祉施設の擁壁で開花

和歌山県橋本市恋野の社会福祉法人・知的障害者就労支援施設「夢あじさい」玄関わきの擁壁で、長さ約40メートルにわたって「松葉菊(まつばぎく)」が咲き競っている。6月23日には、近くの〝恋し野の里あじさい園〟で、「あじさいまつり」が開催される。辻本賢三理事長は「ぜひ、松葉菊もご覧ください」と言っている。
同施設では、約5年前から、地元の人たちに寄贈してもらった松葉菊80本を植栽。職員や施設利用者らが、草引きや水やりなど、丹精込めて育ててきた。5月下旬に咲き始め、今は七部咲きで、「あじさいまつり」の頃には満開になりそう。
また〝伊豆の踊り子〟や〝中将姫〟などと名づけられた約150本の紫陽花も色づき始め、2〜3週間後には見頃を迎える。
〝恋し野の里あじさい園〟は約50種類3700本の紫陽花が開花する橋本の名所の一つとなっていて、場所は同施設の東約300メートルの池畔にある。毎年6月中旬〜下旬、大勢の観光客がJR和歌山線・隅田駅で下車し、徒歩で同施設前を通り〝あじさい園〟に向っている。
同施設・農業担当の松田和晃さん(21)は「とくに今年の松葉菊は、生き生きと育ち、色づきも格別鮮やかです。どうぞ、道すがら楽しんでください」と言っている。
写真(上)は社会福祉施設「夢あじさい」の松葉菊。写真(中)は美しい松葉菊の手前で紫陽花も色づき始めている。写真(下)は見事に色づいている松葉菊。


更新日:2013年6月6日 木曜日 20:42

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