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チンドン屋、歌、踊り躍動~桜まつり嵐で会場変更
和歌山県橋本市高野口町の桜の名所〝庚申山(こうしんさん)〟で開かれる予定だった「第6回橋本市高野口公園桜まつり」(同実行委主催)は、4月7日、荒天のため橋本市高野口産業文化会館(アザレアホール)に会場を移して開催した
正午過ぎには、獅子舞が先陣を切って舞台を一巡。続いて橋本ちんどん笑会の素人集団〝チンドン屋〟が、三味線やアコーディオン、太鼓を打ち鳴らしながら登場。庚申山は嵐で桜が散り、葉桜となったものの、チンドン屋は、人々の残念さを吹き飛ばすような、威勢良さを見せた。
午後0時半、開会式典があり、檀上には同実行委員会の北浦善裕会長や清原雅代・橋本市副市長のほか、国会、県会、市議会の各議員らが参集。木下善之市長は姉妹都市提携30周年を迎えたアメリカ・ルナパーク市を訪問中のため、清原・副市長が「この桜まつりは昭和36年に始った歴史的な祭典です。今回は春の嵐で残念ですが、見ごたえのたあるイベントが控えているので、存分に楽しんでください」と、市長メッセージを代読した。
続いて北浦会長が「このまつりを地域の宝として、皆さん一人ひとりの力で盛り上げていきましょう」と挨拶。さらに市議会議長の代理の石橋英和・市議会経済建設委員長や、石田真敏衆議院議員、向井嘉久蔵県議、平木哲朗県議、岩田弘彦県議らが、次々と演壇に立ち、個々の思いをまじえて、祝辞を述べた。
この後、橋本市在住の親子5人による〝高松一家〟の太鼓演奏や、子供たちや若い女性たちによる〝紀の国やっちょん〟踊り、同市出身のシンガーソングライター・浦部陽介さんのミニライブなどがあり、会場は明るく楽しい雰囲気でいっぱい。
また、ヒーローシーで、仮面ライダーウィザードショーが始まると、子供たちは目を丸くして大喜び。午前中も三味線や日本舞踊、木の国庚申太鼓などが様々なイベントが披露された。
写真(上)は会場の雰囲気を盛り上げた素人集団「チンドン屋」裏面面。写真(中)は挨拶する北浦会長と国会・県議会、市議会の各面々。写真(下)は舞台で躍動する〝紀の国やっちょん踊り〟の女性たち。