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〝四郷串柿まつり〟23日開催~マジック、歌謡、漫才

日本一の串柿の本場、和歌山県かつらぎ町四郷地区の第24回「四郷(しごう)串柿まつり」(同実行委員会主催)が、11月23日(金=勤労感謝の日)、町立・旧四郷小学校グラウンドで開かれる。同実行委では「山間地のため、駐車場が狭いので、電車・バスでお越し下さい」と呼びかけている。
堀越癪(しゃく)観音があることでも名高い四郷(広口、滝、東谷、平)地区では、約400年前から続く、美しい〝串柿の玉簾(たますだれ)干し〟が始まり、山々の道沿いでは、柿の玉簾がたくさん吊るされ、初冬の寒風にさらされて、赤らんでいる。
玉簾とは「夫婦にこにこ(2個2個)仲むつ(6個)まじく」と、1本の竹串に10個の柿を通し、それを10本、簾のように編み上げたもの。12月には京阪神方面を中心に出荷され、正月の縁起物として、各家庭の床の間などに飾られる。
〝四郷 串柿まつり、は当日午前10時、旧四郷小学校のメインステージで開会式があり、10時半から地元の子どもたちによる「四郷千両太鼓」演奏の後、フリースタイルダンスが披露される。
午前11時15分~午後1時、マジック、歌謡、漫才ショーがあり、マジックは北田知義さん、歌謡は山口智世さん、原田のり子さん、漫才は横山たかし・ひろしさんが演じ、「四郷千両太鼓」で締めくくる。
グラウンドでは、午前9時~午後3時、地元で栽培した新鮮な野菜や、手作り産品を安価で提供する「ふるさとの特産品即売会」、同10時半~午後3時、自分で柿の皮をむき、串に刺していく「串柿づくり体験・実演」、〝くるみ餅〟や〟きなこ餅〟を並べた「つきたて餅の販売」が行われる。
同実行委では「四郷 串柿の里をハイキングしませんか」と、会場にハイキングコース表も置く一方、「四郷第2トンネル西入り口付近から無料バス(随時出発)を運行します」と説明。
また、「会場はJR和歌山線・笠田駅で下車、北へ約6キロの位置で、送迎バス(有料)があります」として、JR和歌山線、和歌山バスの利用を推奨している。
写真(上、中)は四郷地区の柿農家の軒先や山道沿いに干された串柿の玉簾。写真(下)は日本一の串柿の里、かつらぎ町四郷地区。


更新日:2012年11月20日 火曜日 08:15

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