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♪チター♪の調べいかが…内藤さん橋本で初演奏
秋篠宮妃・紀子さまのチター指導者で日本随一のチター演奏家とされる内藤敏子さんの「チターの調べ~演奏とお話しの会」が、11月10日(土)、和歌山県橋本市隅田町中島22の隅田地区公民館・すみだホールで初めて開かれる。主催する日本チター協会橋本支部の西川光子代表(同市城山台)は「チターは映画〝第三の男〟のテーマ曲を奏でた、世界に名高い楽器です。内藤先生の橋本公演は初めてなので、ぜひ、チターの調べで芸術の秋を堪能してください」と、来場を呼びかけている。
内藤さんは、チターの本場・スイス在住の10数年間、世界的チター奏者・Jコーザらに師事。伊勢神宮で初のチター演奏を奉納し、「題名のない音楽界」や「名曲アルバム」などで再々登場、放送・放映されてきた実力者。
チターは、約40本の弦があり、音域は6オクターブと幅広く、机や膝(ひざ)の上で演奏でき、スイスやオーストラリア、ドイツなどで、古くから親しまれてきた楽器。映画「第三の男」のテーマ曲のほか、ルネッサンスやバロック時代の音楽、日本の童謡・唱歌などの独奏や合奏を楽しめる。
当日は、午後2時に開演。内藤さんは「美しく青きドナウ」(J.シュトラウス)、映画「第三の男」より(A.カラス)、「魅.惑のワルツ」(F.マルケッティー)、「エーデルワイス」(R.ロジャース)などを演奏する予定。
西川代表は看護師で、平成10年頃に「医療と宗教を考える会」(東京)で、内藤さんの講演を聴いて、その知性と温かい人柄に魅かれ、同20年頃から内藤さんのチター指導を受けている。西川代表は「この機会に、ぜひ、内藤先生のチター演奏と、心温まるお話を聴いてほしい」と話した。
入場料は1000円。問い合わせ・申し込みは西川代表(電話0736・37・4791)。
写真(上)は「内藤先生のチターを聴いてね」とチラシを披露する主催者の西川代表。写真(中)はわが国のチター演奏の第一人者・内藤敏子さん。写真(下)は美しく幅広い音色を聴かせる楽器・チター。