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〝鶴首南瓜〟は濃密味…自然農法家・中山さん

和歌山県橋本市恋野の自然農法家・中山隆士さん(55)の畑で、おいしい〝鶴首南瓜(つるくびなんきん)〟の収穫が始まった。〝鶴首南瓜〟は、普通の丸い南瓜と違って、鶴の首、または太い胡瓜(きゅうり)のような形で、普通の南瓜よりも、味は格段に濃密。中山さんは「無農薬栽培だし、煮ても、パンプキンスープにしても最高です」と、賞味を奨めている。
中山さんは、自宅近くの田畑で、様々な季節野菜を無農薬栽培。約2年前、それまで橋本・伊都地方では珍しかった〝鶴首南瓜〟5株を植栽したところ、シーズン中、1株当たり約50個、総計250個を収穫できるようになった。
中山さんの〝鶴首南瓜〟は、長さ約40センチ、直径3・5センチくらいで、今年も9月1日に収穫が始まり、これから12月中旬まで収穫が続くという。〝鶴首南瓜〟は、近くにある田舎風のカフェ&ギャラリー「藪椿(やぶつばき)」に置いて、破格の安値で販売する一方、兵庫県内から訪れる移動販売業者にも卸している。
「藪椿」を経営する新田綾子さんは、「中山さんの栽培する野菜は、すべて自然農法で安全安心だし、〝鶴首南京〟は、さすがにおいしいです」とにっこり。中山さんは「この〝鶴首南瓜〟は、消費者の方々に好評なので、今後、もっと栽培を増やすつもりです」と話した。
問い合わせは中山さん(携帯電話=090・8520・2768)まで。
写真(上)は見事に実った〝鶴首南瓜〟に満足な表情の中山さん。写真(中)は中山さんの〝鶴首南瓜〟畑。写真(下)はカフェ&ギャラリー「藪椿」に置かれた収穫したばかりの〝鶴首南瓜〟。


更新日:2012年9月5日 水曜日 09:18

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