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園児に〝あるくめんきょしょう〟…ルール覚えてね

和歌山県橋本市の県警橋本署・駅前交番と同市市民安全課、地元ボランティアは9月、管内の幼稚園・保育園児に〝歩行ルール〟を教え、覚えた園児に手作りの可愛い「あるくめんきょしょう」を交付するという、珍しい交通教育を始める。
この〝免許証〟は、表面の一番上に横書きで「あるくめんきょしょう」と表記し、その下に「なまえ ○○さん」と記入。「あんぜんにあるくことがよくできました」(こうえん:はしもとしょえきまえこうばん)と証明書きする。
裏面には上部に《あるくときの5つのちゅうい》と題し①あるくときは、みぎがわを1列であるきます②どうろをわたるときは、おうだんほどうをみぎとひだりをよくたしかめてわたります③しんごうは、あおになるまでまって車がこないかよくたしかめてわたります④くるまのすぐまえやうしろをわたったり、とびだしたりしません⑤どうろではあそびません、と記している。
「あるくめんきょしょう」は、証明書を定期入れに収め、小さな動物のキャラクタターを取り付けた、ポケットに入る程度のかわいい大きさ。
先ず、9月18日、橋本市立橋本東保育園で、来春、小学校に入学する年長組の園児を対象に〝歩行ルール講習〟を実施。模擬設備を使って、「とまる」「みる」「まつ」など安全歩行の要点を指導。県警のマスコットキャラクター〝きしゅうくん〟が、園児一人ひとりに「あるくめんきょしょう」を手渡し、駅前交番所長からは〝塗り絵〟をプレゼント。同交番管内の橋本幼稚園、橋本保育園についても、順次行うことにしている。
「あるくめんきょしょう」を発案・制作した地元ボランティアの池永恵司さんや阪口繁昭さんは「どうすれば、子どもたちの心身に、安全な歩き方を刻むことができるか、知恵をしぼりました。子どもたちも教育しますが、ドライバーの方々は、くれぐれも子どもたちが交通事故に遭わないよう注意してほしい」と話した。
写真(上)は「あるくめんきょしょう」の表面。写真(中)は「あるくめんきょしょう」の裏面。写真(下)はめんきょしょうに取り付けるキャラクター。


更新日:2012年8月16日 木曜日 21:30

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