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花の寺フレーム切手~藤娘(子安地蔵寺)に贈呈
〝花の寺〟で名高い和歌山県橋本市菖蒲谷94の高野山真言宗・子安地蔵寺(島田弘恭住職)のフレーム切手「花の寺 子安地蔵寺」が、郵便局株式会社から発行され、同寺本堂前で贈呈式が行われた。
発行された切手は、島田住職がこれまで同寺で撮影してきた九尺藤(くしゃくふじ)や、口紅藤(くちべにふじ)、八重黒龍(やえこくりゅう)など藤の花5枚と、石楠花(しゃくなげ)、木蓮(もくれん)、クリスマスローズの3枚の計8枚。
島田住職や〝藤娘〟の奥部由記子さん(23)杉谷眞子さん(20)と、郵便局側から紀北地区連絡会の宗信宏統括局長や橋本・伊都地方の郵便局長ら6人が、4月26日、同寺本堂前に参集。宗統括局長が「ご住職がまちの発展を願われているように、私たちもまちの活性化を思い切手を発行しました」と挨拶し、〝フレーム切手〟を贈呈。島田住職に代わり、藤娘2人が受け取った。
切手価格は、80円切手10枚合計800円・1シート1200円。郵便局紀北地区管内の橋本市、伊都郡、紀の川市、岩出市、海南市、海草郡など61局(簡易郵便局は除く)で、4月16日から1シート単位で販売している。
郵便局では1000シートを発行。「紀州路を訪れてほしい」とする観光振興を考えて、ネット販売は行わないことにしている。
同寺は「関西花の寺25か所」の1つで、もと紀州・徳川家の安産祈願所。境内には花房が約1メートルもある「九尺藤」など、8種類25本の紫や赤、白などの藤を栽培。島田住職は「今年の藤は、ゴールデンウィーク中が、一番の見頃となりそう」と言っている。
〝フレーム切手〟の問い合わせは、郵便局株式会社 近畿支社営業本部(郵便・物販担当)電話:(直通=06・6944・8157)。
写真(上)は〝花の寺 子安地蔵寺〟のフレーム切手を披露する藤娘。写真(中)は贈呈されたフレーム切手。写真(下)は、子安地蔵寺に参集した藤娘や郵便局関係者ら。