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健康祈り獅子舞(重文)奉納~隅田八幡神社

人々の健康や地域の発展を祈る「春祭・講社祭」(こうしゃさい)が4月15日、和歌山県橋本市隅田町垂井の隅田八幡神社(寺本嘉幸宮司)で開かれ、国の重要無形民俗文化財・伊勢大神楽(いせだいかぐら)を奉納した。
午後1時、寺本宮司が本殿で祝詞を奏上。参列した〝八幡講社〟の役員や地元の各区長、行政、県市議会議員ら約60人が、恭(うやうや)しく祈りを捧げた。
午後2時から、三重県桑名市太夫の伊勢大神楽講社の家元・山本勘太夫さんら8人が、古式豊かに〝御神振(ごじんしん)行事〟を執り行い、伊勢大神楽を奉納。
笛や太鼓、鉦を奏でる中、2頭の獅子がそのリズムに乗って、天地四方を清める「四方の舞」、神剣で朝敵を討伐するさまを表わす「吉野舞」や、威勢のいい掛け声で演じる「綾採の曲(あやとりのきょく)」、二つの毬(まり)を縦横無尽にあやつる「手毬の曲」など、8舞8曲を演じた。
見物の家族連れら約200人は、真っ赤な2頭の獅子頭(ししがしら)の動きや、棒、皿、毬を使った曲芸を堪能。子どもたちは目を見張り、高齢者は「昔が懐かしい」と目を細めていた。
伊勢大神楽は、約600年前から、全国を巡り、古くは伊勢神宮、今は講社の神札を配ってきた。山本さんは「いろんな事情で、遠く、お伊勢参りができない方々のために巡行しています。どうか皆さん健やかに…」と話した。
寺本宮司は「きょうは天候もよく、楽しい講社祭となり、感謝しています」と喜んでいた。
最後に〝餅巻き〟でしめくくった。
写真(上)は見物の子どもたちを魅了する真っ赤な獅子頭。写真(中)はユーモラスに繰り広げられる曲芸。写真(下)は境内を所狭しと舞う2頭の獅子。


更新日:2012年4月16日 月曜日 00:26

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