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〝京奈和道〟高野口~かつらぎ…4月22日開通

紀北地方の住民待望の京奈和自動車道「紀北東道路」の高野口IC(和歌山県橋本市高野口町大野)~紀北かつらぎIC(同県かつらぎ町大谷)が、4月22日(日)開通する。
国土交通省近畿地方整備局、同県、橋本市、かつらぎ町の発表によると、開通するのは紀北東道路(16・9キロ)のうちの両IC区間4キロ(暫定2車線)で、これにより両区間の車走行時間は、約4分間短縮されることになる。
開通式は午前10時から、紀北かつらぎIC付近の本線上(同町大藪)で、同整備局や市町、工事関係者らが集まって開催。テープカットや、通り初めパレードで開通を祝う。午後3時に開通することになっている。
紀北東道路は1998年度に都市計画決定し、02年度から用地買収、06年度から工事に着手している。今回の開通で、京奈和自動車道は、奈良県五條市の五條北IC~紀北かつらぎIC間がつながることになる。
同整備局などは、京奈和自動車道の区間延伸で、「国道24号の渋滞が緩和され、交通事故も減少。災害時の代替路になる」としている。
一方、この開通式に先立ち、橋本市とかつらぎ町は、4月15日、開通記念イベントとして「ウォーキング・サイクリングイベント」を開催する予定。
サイクリングイベントは、紀北かつらぎICをスタート地点とし、4キロコース(片道2キロを往復)と8キロコース(片道4キロ)の2コース。午前8時から同40分まで受け付け、同9時からイベントが行われる。対象は小学生以上で、小学生には保護者か同伴者が必要。参加は無料で、参加人数に制限はないが、先着500人に参加証を発行する予定。
ウォーキングイベントは、最大片道4キロ、往復8キロで、参加者は自己責任で距離を設定。スタート地点は紀北かつらぎIC。午後0時~同50分に受け付け、同1時スタート。対象者に年齢制限はないが、小学生以下の子供には保護者か同伴者が必要。参加は無料で、参加人数に制限はない。先着1500人に参加証の発行を予定している。
写真(上)は建設急ピッチの京奈和自動車道の高野口IC付近。写真(中)は建設中の紀北かつらぎIC付近。写真(下)は紀ノ川南岸から遠望した紀北かつらぎIC付近。


更新日:2012年3月29日 木曜日 06:33

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