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京奈和道は4年後に完成へ…仁坂知事・行政報告

    行政報告会で大勢の市民に説明する仁坂知事
    行政報告会で大勢の市民に説明する仁坂知事
    行政報告会で大勢の市民に説明する仁坂知事
    丁寧に行政説明をする仁坂知事
    橋本市の安心安全のまちづくりを強調する木下市長
    橋本市の安心安全のまちづくりを強調する木下市長

和歌山県の仁坂吉伸知事は12月4日、同県橋本市東家の教育文化会館2階大ホールで「和歌山県行政報告会」を開き、台風による紀伊山地の被災・復興状況をはじめ、橋本市内の地震対策の必要性や、京奈和自動車道の将来計画などを説明した。
仁坂知事が同市で行政報告会を開くのは初めてで、この日、会場には木下善之市長や地元選出の向井嘉久蔵県議、平木哲郎県議、岩田弘彦県議や市議、市幹部らが勢ぞろい。各自治会長や区長ら市民約350人で満席となった。
冒頭、木下市長が「今夏の台風では、当市も浸水被害があり、避難勧告を出した。ここは津波の心配はないが、中央構造線が走り、古いため池もあり、大地震が心配。安心安全のまちづくりに向けて、有意義な報告会になりますように」と挨拶した。
この後、仁坂知事は、台風で紀州が大被害を受けたことで、今は本格的な「住宅再建」や「産業復興」「インフラ整備」に取り組み、節電は家庭とオフィスで進め、経済、雇用を守るため産業を支えたいと説明した。
とくに、橋本・伊都地方にとって大切な京奈和自動車道については、「和歌山国体のある平成27年(2015)度に完成させたい」と言明した。「(ただ、年度というのは28年3月末までとなるので)できれば27年夏の国体までに完成させたい」と付け加えた。
このほか、農林水産業、企業誘致、観光、医療、教育についても説明。最後に参加者の質問を受け付けた。学文路区からは「この夏の台風で、紀の川に注ぐ大谷川の増水で約200戸が避難指示をうけた。河口にポンプ設備をお願いしたい」と要望。仁坂知事は「その後、大滝ダム(奈良県)が使えるように…。しかし、そのことは真面目に考えたい」と答えた。
隅田町山内区からは「橋本市北部では、企業誘致が進められているが、私たちの地域には100ヘクタールの未開発地があります。40年前に企業に買収されたが、そのまま手付かずで、雑木林になっている。当初は〝モノレール〟敷設するという話だったのに。ぜひ、住宅地か企業地に…」と訴えた。
御幸辻区からは「現在、工事中の371号バイパスは、20年前の計画段階での約束が守られていない。設置するはずの歩道橋は出来ていないし、従来の駅のスロープが階段になっている、それにバイパスの自転車の通行はどうなるのか…」などと質問した。
これらについて、仁坂知事は「どういうことなのか、私自身、現場を見たうえで考えたい。約束を守らないというのは、いけないと思います」と、丁寧に答えた。また、「行政報告会は県内約40か所で行っていますので、橋本では1年に1度くらい開催できると思います」と締めくくった。

更新日:2011年12月4日 日曜日 23:15

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