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ガンと闘う「育子からの手紙」上映~命の尊さ切々

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映画「育子からの手紙」上映のチラシ
    映画「育子からの手紙」上映のチラシ
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映画「育子からの手紙」上映のチラシ
    映画「育子からの手紙」の村橋監督
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映画「育子からの手紙」の1シーン
    映画「育子からの手紙」の1シーン

難病のため、15歳で他界した少女の〝見事な生きざま〟を切々と伝える映画「育子からの手紙」が、11月8日(火)、和歌山県高野町の高野山小学校で上映されるのを皮切りに、ふもとの橋本・伊都地方でも順次、上映されることになった。これは副島喜美子さん原作の「育子からの手紙~十五歳、ガンと闘った日々~」(筑摩書房)を映画化した文芸作品で、主催する伊都高野山ライオンズクラブは「自殺など命を軽んじる時代、映画から〝命の尊さ〟を感じてほしい」と、映画鑑賞を呼びかけている。
ストーリーは、喜美子が入院する病室に、13歳の育子が緊急入院する。痛み、苦しむ育子を必死で看病する母の姿は、まさに、喜美子の少女時代の、自分と母との光景と同じ。喜美子と育子は、お互いに慰め、励まし合いながら、やがて〝戦友〟のような強い心の絆で結ばれていく。退院後の喜美子は押花を添えた手紙を出し、入退院を繰り返す育子の手紙にも、明るい日常生活が綴られている。しかし、ある日、一本の電話が…という展開。
この映画は、文部科学省の特別選定作品で、厚生労働省社会保障審議会が推薦した。企画・制作は相澤徹さん、監督は村橋明郎さん、脚本は岩田元基さんと村橋さん。配役は喜美子を原日出子さん、育子を宮崎香蓮さんが演じるほか、有森他実さん、天宮良さん、颯太さん、田中実さん、中西良太さん、渡辺梓さん、渡瀬恒彦さん(特別出演)、佐藤B作さんらが名を連ねている。
原作者の副島さんは、映画化に際して、「育ちゃん、私も癌(がん)になって、あなたの苦しみの何分の一かを知りました。〝泣いても1日、笑っても1日、同じ1日なら笑っていよう〟を実行します。育ちゃん、ありがとう」と感謝し、村橋監督は「思いっきり泣いて、その後、元気になってください。そして今生きていることの素晴らしさを感じてください」とのメッセージを発信している。
また、相澤さんは「原作が著わされてから20年。実際の育子と喜美子の話は25年前のことです。(中略)今、生きている社会の人たちは何かを忘れて生きているような気がします。過去のものでも現代のものでも本質は変わらない。〝育子からの手紙〟は、そんな確信をもって作った作品です」と説明している。
映画「育子からの手紙」は、和歌山県自殺対策緊急強化補助金事業で、市町教委が協賛、社団法人日本医師会、社団法人日本看護協会が後援している。
日程は▽11月8日に高野山小学校体育館▽12月2日に同県九度山町の九度山中学校講堂▽12月8日に同県橋本市高野口町の橋本市産業文化会館(アザレアホール)▽来年1月20日に同県かつらぎ町の町総合文化センターで、いずれも午後0時半に開場、同1時半に上映する予定。鑑賞は無料(今のところ高野山小学校は先着100人としている)


更新日:2011年11月2日 水曜日 07:41

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