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高野山でふもとの名所案内~パンフ置き土産物も
世界遺産・高野山(和歌山県高野町)を訪れる参拝・観光客に、山麓の橋本・伊都地方にも素敵な名所旧跡があることを紹介する「橋本伊都広域観光情報センター 憩来(いこら)」が、高野山・大門近くに開設され、女性職員らが笑顔で、参拝・観光客に便宜を図っている。
同センターは、大門~高野山真言宗総本山・金剛峯寺~奥の院の、大通りに面した木造平屋で、「憩来」の大きな看板を掲げている。
玄関内で女性職員が待機、約20平方メートルのスペースでは、橋本市、九度山町、かつらぎ町、高野町の1市3町の観光パンフレットを用意。みやげ物として、当地方ゆかりの戦国武将・真田幸村グッズや、高野スイーツ「柿ひとえ」(干し柿)など、いろんな物産を陳列。職員手作りの、ヒノキの香りがする地蔵尊の置物や、地蔵尊のストラップを飾っている。
また、奥4畳の間では、紀州高野組子細工(金剛峯寺承認)の作家・池田秀峯さんの組子細工を、職員の指導で体験したり、筆やペンを使って絵手紙を描いたりすることもできる。
橋本・伊都1市3町は、広域観光事業の推進に力を入れ、3月3日、観光案内や物産販売を行う「アンテナショップ」として同センター・憩来を開設した。
職員の白濱早苗さんは「丹精込めて、地蔵さまの置物などを作っています」と明るく笑い、主任の岡部高子さんは「楽しい旅には、いろんな情報が必要かと思いますので、皆さん、気軽に立ち寄ってください」と呼びかけている。
更新日:2011年7月6日 水曜日 08:24