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「茅葺茶屋 月空」好評~串柿の里に開店

    かつらぎ町の山中にtオープンした「茅葺茶屋 月空」
    かつらぎ町の山中にtオープンした「茅葺茶屋 月空」
    かつらぎ町の山中にtオープンした「茅葺茶屋 月空」
    完成した石窯でおいしいピザが焼きあがる
    茅葺屋根の下、畳の上でゆったりと食事を待つ女性客ら
    茅葺屋根の下、畳の上でゆったりと食事を待つ女性客ら

和歌山県かつらぎ町東谷の堀越癪(しゃく)観音の近くの山中に、今春、静かに食事ができる「茅葺茶屋(かやぶきじゃや)月空」がオープンし、「自然の中での会食は楽しい」と、好評を博している。経営者の冨原加奈さん(34)は「将来は、宿泊もできるようにしたい」と、張り切っている。
冨原さんは約5年間、和歌山市内でカフェ「お茶屋さんとギャラリーカナカナ」を経営していたが、昨年5月、「自然の中でカフェ経営をしたい」と、山の高台にある堀越癪観音から少し降りた山中にある、築100数十年の茅葺屋根の空き家を借りて移住。それに伴い、和歌山のカフェは閉店した。
当初、空き家の内部は、台所や畳、建具類が傷んで、イタチなどの小動物の棲家(すみか)となっていたが、建築業の腕前のあるナチュラル・ライフのパートナー岡弘一さん(48)と一緒に、こつこつと修理・改修を進め、借りている2棟のうち1棟は店に、1棟は住居に仕上げた。近くの畑では無農薬野菜も栽培することにした。
昨年末、新しい店で先ず、知り合いが、木工芸と写真の個展を開いた後、今年4月9日(土)に「茅葺茶屋 月空」をオープン。町内はもちろん、和歌山時代の顧客なども、次々と来てくれた。最近では、土間に石窯も完成し、冨原さん手作りのピザ(1000円と1200円)や、カレー(850円)を販売。客という客は、「おいしい」と、舌鼓を打っている。
ここは、正月に床の間に飾る「日本一の串柿の里」で、秋には里全体が、玉すだれ状に干した串柿の色に染まり、その光景を求めて大勢の観光客がやってくる。冨原さんは、「将来は、カフェ&ギャラリーにしたい。また、宿泊スペースや風呂も設け、地元の人たちに相談しながら、音楽イベントなども開催できたら」と、夢は広がるばかりだ。
「月空」の屋号は、冨原さんの「月」と「空」という2匹の愛猫の名前から付けたという。冨原さんは「ここは空気も景色も水も最高にいい。水のお蔭で、おいしい料理ができるし、景色がいいので、余計、楽しく食べていただけます」と。明るく話した。
営業は土曜、日曜、祝日で、平日は休み。ごくたまに臨時休業する事もある。来店については、今のところ予約がなくてもOK。問い合わせは「茅葺茶屋 月空」(0736・20・1427)へ。
(写真はフォトライター 北森久雄さん撮影)

更新日:2011年6月4日 土曜日 00:39

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