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反射材で命守ろう~先輩の看板、橋中生が設置
和歌山県橋本市立橋本中学校の生徒会代表2人が5月9日、JR南海橋本駅前に交通事故防止のジャンボ看板を設置した。
看板は高さ約2メートル、幅約1メートルで、「夜の外出には 夜光反射材を活用しましょう」という文字と、黄色く光る夜光反射材を身につけた老夫婦と、電灯をつけた自転車の絵を大きく描いている。
これは橋本中学校・美術部の先輩たちが、「市民を交通事故や犯罪から守ろう」と、何代かにわたって啓発看板を制作。市の倉庫に保管されている30枚のうちの1枚。この日、生徒会副会長の3年、竹田悠人君(14)と同仲山奈々さん(14)が、橋本署・駅前交番所のお巡りさんと一緒に、駅の通路脇に取り付けた。竹田君らは「先輩たちの看板がお年寄りの事故防止に役立ってくれたら」と話した。
また、駅前は朝晩、通勤通学客の送迎の車で混雑し、危険性をはらんでいるため、駅前通りの電柱には、同市山田の元デザイナー・小林由美子さん(40)が制作した「危険 交通事故多発 スピード落とせ」と書いた、般若とお多福の面の看板2枚を立て掛け、ドライバーに注意を喚起した。
更新日:2011年5月9日 月曜日 14:45