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土筆(つくし)が林立、橋本の中将姫伝説の里

平安時代初期の「中将姫伝説」の舞台、和歌山県橋本市恋野の田園地帯で、かわいい土筆(つくし)が顔を出している。古民家のカフェ・ギャラリー「藪椿(やぶつばき)」近くの苅田の堤には、数え切れないほどの土筆が林立。彼岸の中日もすんだというのに、風はまだまだ冷たく、薄日を浴びながら、ふるえている。
恋野は中将姫が住んだという紀ノ川南岸の丘陵地で、中将倉や布教の松、観音堂などの旧跡があり、訪れる観光客らが土筆つみを楽しんでいる。地元の人は、「沢山つんで帰って、土筆の下の方をちぎり、袴(はかま)を取り除き、茹(ゆ)でて、冷凍室に保存します。欲しいときに、取り出し、アゲと煮物にするか、豚と炒めるかして、いただくと、おいしいです」と話していた。


更新日:2011年3月23日 水曜日 12:58

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