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着地型観光源を活用。橋本のIBN「堺モデル」見学へ

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着地型観光による地域活性化を目指す浅井さん
    着地型観光による地域活性化を目指す浅井さん

和歌山県の橋本・伊都地方の観光資源を活用し、地域の活性化を図る「着地型ビジネスネットワーク」(IBN)(松岡脩平理事長)は、3月15日(火曜日)、着地型観光の先進地といわれる大阪府堺市の「堺モデル」を日帰りで視察する。IBNは「観光関係者の皆さんさんは、ぜひ見聞を広め、地域振興に役立ててほしい」と、参加を呼びかけている。

IBNは昨年4月、松岡理事長や橋本商工会議所の畑野富雄会長、高野口商工会の苅田一郎会長、事務局の浅井徹担当らが集まって協議し、発足した。郷土には、高野山や国城山系の山々、紀ノ川や玉川峡などの清流、金剛峯寺や丹生都比売神社、隅田八幡神社などの神社仏閣、嵯峨谷(橋本市高野口)の神踊りなど、素晴らしい自然、有形・無形文化財がいっぱいある。これらを観光資源とし、全国にアピールすれば、必ず観光客に来てもらえるし、地元経済の浮揚につながると判断した。現在、地域の有志33団体・個人が加盟している。

当日は午前8時50分、橋本市民会館横に集合。同9時に御坊南海バスで出発。堺市役所展望ロビーで概要説明。南宗寺見学の後、シティーホテル青雲荘で昼食。「堺モデルの取り組みについて」の講演の後、一押しスポット「薫主堂」や「鉄砲鍛冶屋敷」「水野鍛錬所」を見学するなどして、午後5時半、帰着の予定。

講師は、社団法人「堺コンベンション協会のチーフ観光プロデューサー岩井敏久氏。ガイドはNPO法人「堺観光ボランティア協会」スタッフ。スポットの薫主堂は、南海本線「七道駅」から東約300メートルで、江戸末期の建造物.虫籠(むしかご)と呼ばれる中2階の窓に、古い商家の面影を残す。NHKのドラマで与謝野晶子の生家「駿河屋」として撮影されたところ。浅井・事務局担当は「みんなでスクラムを組み、歴史ロマンいっぱいの郷土の良さを、全国に発信しよう」と訴えている。

参加費は2500円(バス、昼食、拝観、保険、資料代など)。申し込みは3月8日までに、同事務局の浅井さん(電話090・4277・8457 ファックス0736・37・0914)へ。


更新日:2011年3月3日 木曜日 22:28

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