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やっちょん広場のレストラン「食菜館」オープン

和歌山県橋本市岸上522の1にあるJA紀北かわかみ直営のファーマーズマーケット「やっちょん広場」(丹下明広店長)に併設し、季節の野菜を使った定食を出すレストラン「食菜館」が4月6日、オープンした。JA紀北かわかみの亀井憲一参事役は「旬の野菜を使って、家庭料理の参考になるほど、おいしい定食を作りたいです」と言っている。
「やっちょん広場」は2003年にオープン。橋本・伊都地方の約1200世帯の農家から、入荷したばかりの野菜を販売。地元はもちろん、大阪や奈良からも顧客が殺到している。
「食菜館」はその西隣に併設された鉄骨2階建て約410平方メートル。2階がレストランで50席を用意。1階の一部をジェラートコーナー、他はやっちょん広場の売り場の続きとした。JA職員やパート女性、農家の主婦ら計12人で運営する。
メニューはA定食=野菜天ぷら(抹茶塩)ご飯、味噌汁、6品トレー ひじき、ほうれん草おひたし、大根なます、ごま豆腐、たくわん、しらぬい。B定食=葉たまねぎのすき焼き風煮、ご飯、味噌汁、6品トレー ひじき、ほうれん草おひたし、大根なます、ごま豆腐、たくわん、しらぬい、で値段はいずれも800円。A、B定食にジェラート、コーヒーが付くと、それぞれ1000円になる。
やっちょん広場にきた買い物客が、次々と「食菜館」へ食事に訪れ、「すぐそこに紀ノ川や国城山が見える」「なかなかうまいな」などと言って、喜んでいた。
丹下店長は「食菜館はやっちょん広場から、季節の野菜を仕入れて料理に工夫を凝らし、毎週1回の割で、定食の内容をかえます」と説明。亀井参事役は「橋本は養鶏の本場であり、将来は季節野菜に鶏肉や鶏卵を食材にした献立も考えています」と話した。
写真(上)(中)はオープンしたレストラン「食菜館」。写真(下)は店内に張り出したオープン当日のメニュー。


更新日:2012年4月6日 金曜日 14:51

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