特集

獅子舞や数珠送り♪子供ら大喜び~3世代交流の集い

子供たちの健康を祈る「3世代交流の夏祭り」が7月9日、和歌山県橋本市の古佐田区民会館で開かれ、橋本こども園=野上紀代(のがみ・のりよ)園長=の子供たち26人が「獅子舞」「数珠送り」「人形劇」「紙芝居」を楽しんだ。
古佐田老人クラブ=池永恵司(いけなが・けいじ)会長=主催で、橋本こども園の子供たちと、引率の保育士・教諭、親、祖父母ら計約80人が参加。来賓の平木哲朗(ひらき・てつろう)市長らが「皆さん楽しいひとときを」と挨拶した。
池永会長が獅子頭(ししがしら)役を担当。こわい貌(かお)をした獅子が、首を振り、尻尾を上げて登場すると、子供たちは「こわいよ~っ」と大騒ぎ。
それでもすぐに獅子が大好きになり、獅子が大きく口を開けると、「はーい」と頭を噛んでもらい、幸せをもらっていた。
「数珠送り」の数珠は、直径約2センチの玉を600個つないだ約30メートルの長さのジャンボ数珠で、その1か所には直径7センチの大玉と長い房で飾られている。園児らは円陣を組むように着座。
真ん中で葛原途年子(くずはら・としこ)さんが、「おん かかかび さんまえい そわか」と、呪文をとなえ、鉦(かね)を叩くと、園児らは数珠を右回りに回し、房付きの大きな数珠玉が来ると、数珠を頭にかざし、神妙な表情で家族の幸せを祈っていた。
橋本市ボランティア連絡協議会の山本みや会長の演出で、クラブ員が「飛んでったバナナ」などの人形劇を上演。橋本市出身で大阪の街頭紙芝居師・鶴谷光子(つるたに・みつこ)さんが、紙芝居クイズや昔の漫画紙芝居「チョンちゃん」などを披露すると、子供たちは夢中で観覧、歓声を上げていた。
写真(上)は池永会長の獅子舞に大喜びの子供たち。写真(中)はジャンボ数珠送りを楽しむ子供たち。写真(下)は鶴谷さんの紙芝居クイズに元気よく手を上げる子供たち。


更新日:2018年7月10日 火曜日 00:00

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事