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橋本・小原田にトトロの道!?〜心癒す緑のトンネル

なんと、一本の道がツツジやクヌギ、ウバメガシなどの木々に覆われ、高い木の枝がお辞儀しあうような恰好で、緑のトンネルを形作っていた。
そのトンネルへ通じる、鉄道跡のような幅2・5メートル、長さ200メートル程の道。ここは和歌山県橋本市小原田の通称・中山と呼ばれる地域である。
この緑のトンネルを歩くと、まるで長編アニメーション映画「となりのトトロ」のような雰囲気につつまれ、大都会にはない橋本名所を発見したような気分になる。
その場所は、橋本から国道371号・橋本バイパス歩道を河内長野方面へ歩く。南海電鉄・小原田車庫の中程を左折する。3軒の民家を通り過ぎ、柿の木畑の急坂を登り、たどり着いた市道を右へ行くと「トトロの道」があらわれる。
もう一方のルートは、同市御幸辻から広域農道の小原田隧道を抜け、少し進んで右側の坂道を登る。現れた1軒家の前を進むと、緑のトンネルにたどり着く。
この道をよく歩くという御幸辻の浦木逸子(うらき・いつこ)さん(70)は、「わずかな距離だけど、心癒される道です。私はトトロの道と呼んでいます」と話した。
今は、マスク着用、3密(密閉・密集・密接)注意を守ることが大切。先ずは地元の方々に迷惑をかけず、「緑のトンネル」をゆったり歩けば、大いに気分転換になる。
写真・記事=フォトライター・北森久雄(きたもり・ひさお)。


更新日:2020年5月13日 水曜日 00:00

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