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ご神犬・3匹出産♪丹生都比売神社~11月に奉告式

和歌山県かつらぎ町上天野の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社の丹生晃市(こういち)宮司は10月29日、同神社のご神犬・すずひめ号(メス・2歳9か月)が子犬3匹を出産し、11月4日(月・祝)に同神社で「誕生奉告式」を営むと発表した。感染症防止のため当分の間、一般公開できないが、奉告式は新聞・テレビで報道することになりそう。
高野山開創縁起や今昔物語によると、同神社の丹生都比売大神の御子・高野御子大神は、白黒2匹の犬を連れた狩人に化身して、弘法大師・空海の眼前に出現。その2匹の紀州犬が高野山へ導き、弘法大師は高野山を開創したとされる。
丹生宮司は、その縁起・物語を参拝者に伝えようと希望し、同神社を崇敬する公益社団法人・日本犬保存会会員の豊岡由行(とよおか・よしゆき)さん(橋本市柏原)が平成29年(2017)、国の天然記念物・紀州犬「すずひめ号」を奉献。これまで大勢の参拝・観光客に愛されてきた。
丹生宮司は「出来ることなら、白黒2匹をそろえたい」と希望。今は黒い紀州犬はほとんどいなくなっているが、豊岡さんは国内で黒い紀州犬「岳(がく)号」(オス)が飼われていることを確認し、飼い主の快諾を得て、幸運にも「すずひめ号」は「岳号」と結ばれた。
今年9月9日にめでたく長男、次男、長女の3匹が誕生。いずれも足首や目のふちに白っぽさはあるが、全体は黒々していて、ぽってりと可愛い表情。今後、次男は同神社の「すずひめ号」、長女は「岳号」と共に生活し、長男は著名人の里子となる予定。
丹生宮司は「豊岡さんの熱意のお陰で、黒っぽいご神犬が生まれ、とても有難いです。これから次男にいい名前をつけ、皆様への公開時期を考えたいと思っています」と話した。
今回の子犬誕生を機に、白と黒の紀州犬キャラクターの「縫いぐるみ」100組をつくり近々、同神社で頒布。その収益金を犬舎設営などに充てることにしている。
写真(上)は誕生した「すずひめ号」の仔犬たち=左から長男、次男、長女(同神社提供)。写真(中)は丹生都比売神社のご神犬「すずひめ号」。写真(下)は丹生都比神社の白と黒のご神犬キャラクター。

更新日:2019年10月30日 水曜日 00:00

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