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台風接近、柿収穫に全力!紀州九度山の玉置さん夫婦

大型で非常に強い台風19号の接近に備えて柿の本場、和歌山県橋本・伊都地方の柿農家は10月11日、被害を最小限にと考え、刀根早生(とねわせ)柿の収穫に力を入れた。
九度山町入郷の玉置康男(たまき・やすお)・喜世子(きよこ)さん夫婦は、くどやま柿の郷大橋近くの紀の川フルーツライン沿いの畑で、刀根早生柿や平核無(ひらたねなし)柿、富有(ふゆう)柿を栽培している。
今は刀根早生柿の収穫シーズンで、この日午前6時過ぎから仕事を開始。喜世子さんは脚立にのぼり、ハサミを使って、色づいた柿をカゴに穫り入れ、
康男さんは、その一つ一つを手に取って、丁寧に選果作業。商品価値の有無を確認して、コンテナに収めた。
康男さんは「かつて大型台風で、枝が折れ、柿が落ち、傷がつくという〝収穫ゼロ〟同然の大被害を受けました。今回、仮に台風直撃は免れても、暴風に備えることが大切で、きょうは風当りの強そうな場所の柿を穫り入れました」と話していた。
写真(上、下)は台風19号に備えて選果作業に忙しい玉置康男さん。写真(中)は刀根早生柿の収穫に取り組む喜世子さん。


更新日:2019年10月12日 土曜日 00:00

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