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高野山に静寂もどる♪さぁ石楠花~10連休夢の如し

世界遺産・高野山(和歌山県高野町)は、令和元年5月の10連休が明けた7日、前日までの賑わいと打って変わり、人影が激減し、元の静寂を取り戻した。高野山真言宗総本山・金剛峯寺の山門前などでは、石楠花(しゃくなげ)が咲き始めており、山内の人たちは「高野山の魅力は、この静寂と美しい風景です。これからが楽しいですよ」と話している。
この日の高野山は、雲一つない青空。午後3時頃の最高気温は13度前後で、全山緑色の中、涼風が吹き渡った。金剛峯寺山門の参道わきや、境内隅の池畔では、石楠花の一部が開花し、色濃い蕾(つぼみ)がふくらんでいて、間もなく見頃を迎えそう。
金剛峯寺や奥の院は、静寂そのもので、壇上伽藍・中門に祀られた増長天像(ぞうちょうてんぞう)や、広目天像(こうもくてんぞう)なども、なぜか眼光が穏やかに見える。本山から伽藍へ向かう蛇腹道(じゃばらみち)は、人影もまばらで、くっきりと緑陰が続いていた。
ここ暫くは、弘法大師・空海に祈りを捧げ、聖域・高野山の石楠花とともに記念写真を撮り、高野山霊宝館で企画展「高野山と不思議な話」を楽しむのも良さそう。
霊宝館の前期展(~6月2日)は、国宝・伝船中湧現(でんせんちゅうゆうげん)観音像(竜光院)、後期展(6月4日~7月15日)は、重文・弘法大師・丹生高野両明神像(金剛峯寺)などを展示。空海に関わる伝承などを紹介する。
同展での僧侶による「ミュージアム法話」は5月14日、6月8日、7月6日の各午後1時から約45分間、学芸員による「ミュージアムトーク」は5月25日、6月22日の各午後1時30分から約1時間となっている。
拝観料は一般600円、高校・大学生350円、小・中学生250円。同法話、トークは参加無料。問い合わせは高野山霊宝館(電話=0736・56・2029)へ。
写真(上)は石楠花が開き始めた高野山金剛峰寺山門の参道わき。写真(中)は壇上伽藍・中門で胸にトンボが止まった姿の広目天像。写真(下)は金剛峯寺の池畔で石楠花の蕾がふくらんでいる。

更新日:2019年5月8日 水曜日 00:00

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