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幸村の「砲術」勇壮に!5日・真田まつり武者行列

戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町の道の駅「柿の郷くどやま」芝生広場で5月4日、伝統の「紀州九度山真田まつり」(実行委員会主催)が開幕した。本番の5日は伝統の武者行列が同広場を出陣し、通称「真田のみち」(九度山商店街)を練り歩く。同実行委の岡本章(おかもと・あきら)会長(町長)は「どうぞ幸村の里で楽しいひとときを過ごしてください」と言っている。
幸村は「関が原の戦い」で、父の昌幸(まさゆき)と共に豊臣秀吉方についたが、軍配は徳川家康方にあがり、紀州・九度山に閉居。大坂の陣・出陣までの14年間を過ごした。
この日、同広場で岡本会長らが開会挨拶の後、大阪城真田鉄砲隊、信州上田真田鉄砲隊、紀州九度山真田鉄砲隊の計17人が、真田家の家紋・旗印の六文銭入りの幟旗を掲げ、勇壮な赤備えの甲冑姿で火縄銃を持ち登場。真田幸村公資料館館長で大阪城真田鉄砲隊の澤田平(さわだ・たいら)隊長の陣頭指揮により、幸村が九度山で14年の閉居中に編み出した「砲術」を次々と披露した。
火縄銃に同時点火して発砲する「一斉射撃」の演武、城壁をも打ち砕くという「抱え筒(かかえづつ)」、馬上から短筒(たんづつ=短銃)を撃つ「馬上術」、さらには「つるべ撃ち」「立ち放ち」「ひざ放ち」などの砲術を演じると、下腹に響き、鼓膜が破れそうな発射音が炸裂(さくれつ)。人垣がどよめき、「これはすごい」と感激していた。
澤田隊長は、幸村愛用と伝わる「馬上宿許筒(ばじょうしゅくしゃづつ)」(長さ約60センチの短筒)も披露。大坂・夏の陣で、幸村が家康に接近、馬上から発射する寸前、馬が暴れて落としたという、8連発式の火縄銃。「幸村が九度山に幽閉中、各地の協力者と連絡を取り合い、開発したものと思われる」と話すと、大勢の幸村ファンが真剣に見入っていた。
芝生広場では、子どもたちがジャンプを楽しむ「ふわふわきいちゃん」が登場し、その周囲を「ミニ電車」(南海電鉄のこうや号や天空)が走る。家族連れらは大歓声を上げていた。いずれも無料。
本番の5月5日は午前10時~Kudoyamaパフォーマンスpart2=九度山町出身で元野球日本代表の杉浦正則さんと地元の野球少年たちとの交流会。同11時30分~元OSK日本歌劇団の男役トップスター・桜花昇ぼる(おうか・のぼる)さんと、OSK娘役トップスター・朝香櫻子(あさか・さくらこ)さんの歌と踊りのステージがある。
午後0時10分から紀州九度山真田武将隊の演武。同1時から真田まつり出陣式で真田出陣太鼓が鳴り響き、同1時30分頃、武者行列・稚児行列(約200人)が出発。真田昌幸に真田家ゆかりの長野県上田市の土屋陽一(つちや・よういち)市長、幸村に桜花さん、茜(あかね)に朝香さん、大介に杉浦さんが扮し、馬で闊歩(かっぽ)することになっている。
問い合わせは九度山町真田祭実行委員会(九度山町産業振興課内=代表電話0736・54・2019)。
写真(上)は火縄銃を持ち颯爽と登場した紀州九度山真田鉄砲隊の面々。写真(中)はとどろく発射音で「砲術」を披露する各鉄砲隊の武者たち。幸村の開発・所持したとされる8連発式の火縄銃を披露する澤田隊長。

更新日:2018年5月5日 土曜日 00:00

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