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心打つ阿弥陀仏ボード♪久保さん制作・企画展楽しく

和歌山県橋本市御幸辻の橋本市郷土資料館で、高野山麓の阿弥陀仏(あみだぶつ)信仰を伝える企画展「高野山麓の極楽浄土」が開かれているが、そこに置かれた同館事務担当・久保加代美(くぼ・かよみ)さん制作の「阿弥陀仏・案内ボード」なども、そのやさしい阿弥陀仏の姿から、「人々を救済する心が溢れている」として、好評を博している。
久保さんが制作・展示した「阿弥陀仏の案内ボード」は等身大で、右手は上げ、左手は下げ、親指と人差し指を合わせて、輪を描いている。これは印を結び、往生者を極楽浄土に迎える阿弥陀如来の姿という。
このほか、発砲スチロールを丸くくり抜き、紫の布を敷いて、そこに円形の阿弥陀如来像を収めたコルクボードや、色鮮やかな花模様の布地に蓮華(れんげ)を描き、そこに「高野山麓の極楽浄土」と記した掛け軸を飾り、同企画展の素晴らしさを盛り立てている。
久保さんは、郷土史家の瀬崎浩孝(せざき・ひろたか)さんの歴史講座や、フォトライターの北森久雄(きたもり・ひさお)さんの写真展などの際、その雰囲気づくりに協力。
これらタイトル・ボードを、資料館の「もの作りイベント」で余った材料や、自費購入した材料を使って、自宅などのプライベートタイムで制作しており、「企画展を少しでも楽しんでいただけたら」と話している。
観覧に訪れた同市慶賀野の下坂博信(しもさか・ひろのぶ)区長は、「ここに来て、高野山麓の阿弥陀仏信仰の良さとともに、素敵な案内ボードで飾られる努力にも、心打たれました」と讃えていた。
同企画展は平安時代~江戸時代の「山越(やまごえ)阿弥陀図」(紙本著色=しほんちゃくしょく)や、阿弥陀三尊来迎図(らいごうず)、法名軸(ほうみょうじく=軸状の過去帳)など計約40点を展示。3月31日(土)まで。観覧無料。
同館の開館時間は午前9時~午後5時(受付=同4時40分)。休館日は月曜日と祝日の翌日。問い合わせは橋本市郷土資料館(0736・32・4685)。
写真(上)は企画展の会場に飾られた阿弥陀仏の案内ボードと久保さん。写真(中)は久保さん制作の美しい紫の台座に納められた円形の阿弥陀仏。写真(下)は色鮮やかなタイトル掛け軸。

更新日:2018年2月20日 火曜日 00:00

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