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橋本駅で富有柿プレゼント♪バス輸送客に学生ら貢献

台風21号被害で南海高野線の一部区間が不通になり、世界遺産・高野山への参拝・観光客が、和歌山県橋本市の橋本駅で、やむを得ず大型バスに乗り換えているが、橋本市民有志と大阪市立デザイン教育研究所(大阪市阿倍野区文の里)は、11月25日、「参拝・観光客の心を少しでも癒したい」と立ち上がり、地元産の富有柿と観光パンフの提供活動を始めた。企画した市民有志の紀州高野組子細工師・池田秀峯(いけだ・しゅうほう)さん(71)は「高野山への参拝・観光客も〝台風災難〟を受けている形で、こんな時こそ郷土の富有柿でも味わってもらい、橋本の良さを知ってもらわなければ」と話した。
南海電鉄によると、10月22日の台風21号の影響で、山の土壌が軟弱になり、南海高野線・高野下駅~極楽橋駅間で、すでに1か月余りも、運転休止となっている。このため橋本駅~高野山駅間は、午前7時~午後10時、大型バス(一部タクシー)10数台をチャーターして代替輸送。1日約600~800人の参拝・観光客が、必ず橋本駅前で乗り換えなければならない不便をかこっている。
池田さんは「こんな時にこそ、橋本の良さを知ってもらうチャンス」と受け止め、すでに郷土活性化をめざし、連携している大阪市立デザイン教育研究所に協力を依頼した。
この日、橋本市民有志数人や大阪市立デザイン教育研究所の塩崎浩之(しおざき・ひろゆき)専任講師、2年生の絞谷由一朗(しぼりたに・ゆういちろう)さん、加藤咲(かとう・さき)さんらが橋本駅前に集合。
橋本市の支援による富有柿100個と、観光パンフ200冊を用意して、橋本駅から大型バスに乗り込む、大勢の国内外の参拝・観光客に手渡すと、「わぁ、おいしそうね」「ほんとにいただけるの」などと大喜びだった。
この富有柿&観光パンフ進呈活動には、市民有志計20人、学生計10人が貢献。加藤さんは「橋本はまちも自然もよく、橋本の富有柿を味わって、皆さん、ほっこりした気持ちになってもらえたらうれしいです」と話していた。
南海高野線・高野下駅~極楽橋駅間の土壌について、今は測定器を設置するなどして調査。乗客の安全第一に復旧工事に取り組むが、運行再開の見通しは立たず、かなりの期間を要しそう。
池田さんは「私たち市民の力では、いくら頑張っても、たかが知れています。まちの活性化のためには、先ず行政・団体が先頭に立ち、参拝・観光客の心を和ませていただきたい」と切望していた。
この富有柿・観光パンフの提供活動は、11月26日(日)と12月2日(土)、3日(日)の午前10時~正午頃=にも実施することにしている。
写真(上、下)は参拝・観光客に富有柿&観光パンフを提供する大阪市立デザイン教育研究所の学生たち。写真(中)は橋本駅前に待機する5台前後の大型バスと乗り込む大勢の参拝・観光客。

更新日:2017年11月26日 日曜日 00:00

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