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テロ逮捕・VXガス処理!林間田園都市駅で合同訓練

和歌山県橋本市三石台の南海高野線・林間田園都市駅で、爆発物やVXガスを使ったテロ事件が発生したとの想定で、和歌山県警察本部や橋本警察署、橋本市消防本部などが4月27日「テロ対応合同訓練」を実施した。
この日午前10時30分頃、同駅前広場で不審物の発火、ガス吸引により橋本高校の男子生徒(エキストラ)が倒れでいるのを駅員が発見。急報で駆け付けた救急隊員がストレッチャーで救急車に搬入した。
県警刑事部鑑識課の警察犬「レム号」が不審物を探索。宇宙服のような防爆スーツで身を固めた警備部機動隊員2人が、ロボットのように現れ、特殊なマジックハンドで爆発物を処理した。
この後、同駅構内で液体(VXガス)入り容器とナイフを持った不審者(警察官の扮装)が騒ぎ出し、橋本署員3人が〝さすまた〟を使って逮捕・制圧。警備部機動隊員が、防爆スーツ姿で改札口から登場し、特殊機具を操作して容器(ペットボトル)に入った不審物を無事処理した。
この間、多くの乗降客が、驚いた表情で見学。「すごい迫真の訓練やった」「テロ事件を起こせない駅にしてほしい」などと期待。同駅を管轄する橋本駅の村中敬資(むらなか・たかし)駅長は「鉄道事業は安全第一であり、この合同訓練の意義は大きい。私たちは駅構内の点検の大切さを痛感しました」と話した。
県警警備部警備課の得津卓志(とくつ・たかし)緊急事態対策室長は「2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた国際テロ対策の一環として、乗降客の多い当駅で合同訓練を実施しました。県民の皆さまと協力して、テロ事件が起きないようにし、万が一の場合に備えたい」と締めくくった。
写真(上)はテロ対応合同訓練で爆発物らしい不審物を処理する警備部機動隊員ら=林間田園都市駅の駅前広場で。写真(中)はさすまたなどでテロリストを取り押さえる橋本署員。写真(下)は液体(VXガス)入り容器を検査・処理する警備部機動隊員ら。

更新日:2017年4月28日 金曜日 00:00

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