ニュース & 話題

〝大正琴の楽団〟猛練習~演奏会に美しい調べ…

和歌山県橋本市など紀ノ川筋の〝大正琴の楽団〟15サークルが、哀調に満ちた音楽を披露する、琴伝流大正琴和琴華会主催の「演奏会」が、3月10日(土)、和歌山県紀の川市粉河580、粉河ふるさとセンター(大ホール)で開かれる。同会代表の木村和琴華さんは「毎年1回、研鑽の成果を発表していて、今年は第3回目です。気軽に大正琴の合奏を楽しんでください」と言っている。入場無料。
出演するのは、橋本・伊都地方から、「ザ・街ッ琴ズ」A、B(橋本市)、「フレッシュすだ」(同)、「からたちサークル&オレンジサークル」(かつらぎ町)の4サークル。このほか、紀ノ川市の8サークル、岩出市の1サークル、和歌山市の2サークルが参加。演奏者は計100人を超える。
琴伝流の大正琴演奏は、各サークル会員らが、ソプラノ琴、アルト琴、テナー琴、ベース琴を並べて合奏し、美しいハーモニーを奏でるのが特徴。当日は「花」(滝廉太郎・作曲)「四季の歌」(荒木とよひさ・作曲)「花のワルツ」(徳久広司・作曲)「美しい十代」(吉田正・作曲)「津軽のふるさと」(米山正夫・作曲)など、名曲の数々を披露することになっている。
木村代表は、もともとピアノ講師で、約25年前から大正琴の道も研鑽。今は琴伝流大正琴先任師範として、紀ノ川筋の大正琴サークルの指導にあたっている。
橋本市城山台2丁目の私設公民館「街ッち箱」では、〝街ッ琴ズ〟の51~91歳のメンバー15人が猛練習。〝街ッ琴ズ〟代表の池田俊男さんと、木村代表の2人が、演奏会で発表する「花のワルツ」や「上を向いて歩こう」「ドレミの歌」などを、「はい、もっと強く…」「もう少しゆっくりと…」などと指導。メンバーらは心でリズムをとりながら、呼吸を合わせ、ピックで弦を爪弾いたり、歌を歌ったりしていた。
演奏会の当日は午前11時半に開場、正午に開演。指導は木村代表、演奏補佐は木村代表の長男で琴伝流大正琴講師・直貴さん、司会は澤田照子さんが務め、紀の川市の「青洲太鼓」演奏でオープニング。楽しい早春のひとときを過ごす。
木村代表は「若者と高齢者が、大正琴で交流する姿は素晴らしいし、若者は高齢者から様々なことを学び、高齢者は若者から元気をもらいます。また、ソプラノ琴からベース琴まで、一緒に大正琴を合奏すると、人々の心を魅了します。大正琴は特別な音楽知識がなくても、演奏できるようになるので、気軽にサークルに参加してください」と言っている。
琴伝流大正琴のサークルメンバーは、各地域や神社仏閣のイベント、文化祭、小学校、福祉施設などで演奏活動し、「心が和む」と喜ばれている。また、昨年の第2回演奏会で集まった東日本大震災・義援金は、紀の川市を通じて被災地に届けている。
写真(上)は橋本市の「街ッち箱」で大正琴を練習する〝街ッ琴ズ〟のメンバー。写真(中)は大正琴を指導する木村代表(右)と「街ッち箱」の池田代表。写真(下)は歌とともに大正琴の練習に打ち込む〝街ッ琴ズ〟メンバー。

LINEで送る

更新日:2012年2月22日 水曜日 21:54

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事