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縄文時代からの祭祀(さいし)や葬送、信仰などに関する土器・文物ずらり♡かつらぎ町の歴史民俗資料館オープン♪入館無料。

和歌山県かつらぎ町下天野に同町歴史民俗民俗資料館がオープン、「信仰が織りなす文化拠点」とうたい、縄文時代から近現代までの祭祀(さいし)や葬送、信仰や祈りに関連する土器・文物などを展示している。

場所は高野山金剛峯寺と神仏習合で名高い丹生都比売神社近くで、町内には8か所の縄文遺跡があり、約1万点の縄文土器や石器が出土。同町・中飯降(なかいぶり)遺跡から出土した縄文時代後期の土器「深鉢(ふかはち)」など、素敵な文化財を紹介。県内外から訪れる大勢の歴史家や観光客の心を和ませそう。

 

同館(鉄骨3階建て)2階が展示室で、「かつらぎの成り立ちと祈り」「暮らしの中に息づく信仰」「守り伝える世界遺産」の3コーナーを設置。

中飯降遺跡のタイトルでは、紀の川北岸の河岸段丘に立地する縄文時代から鎌倉時代までの集落跡。とくに大型竪穴建物3棟は、西日本最大級と注目され、関東から九州までの特徴ある器が出土することから、活発な交流のあったことは明らかと説明している。

 

丁ノ町・妙寺遺跡は、縄文時代から室町時代の遺跡で、紀ノ川北岸の河岸段丘に立地。中央に広場があり、配石遺構と埋設土器(墓)を確認、配石遺構の大型石棒は男性を表現した石製品で、埋設土器に葬られた死者に対するマツリが行われていたらしい。

 

丹生都比売神社の入口付近に残る「大斎念仏―宝篋印塔(ほうきょういんとう)」については、鉦を打ち鳴らす調べに乗せて「南無阿弥陀仏」を繰り返す信仰で、室町時代に高野山内で念仏が禁止されると、僧侶たちによって天野にもたらされたと考えられ、上天野には大念仏(踊念仏)下天野には六斎念仏(詠唱念仏)が伝わったと紹介している。

 

同町生涯学習課の奥裕香子(おく・ゆかこ)さんは「ここは高野山・金剛峯寺や神仏習合の丹生都比売神社への参拝・観光客の多いところ、縄文時代の素敵な土器などから、紀の川北岸の河岸段丘の歴史を感じてください」と言っている。

開館時間は午前9時~午後4時30分(最終入館午後4時)入館無料。月・火曜は休館。問い合わせは同館(0736・20・0005)。

写真(上)は土器「深鉢(ふかはち)」を紹介する奥裕香子さん。写真(中)はオープンした同町歴史民俗資料館。写真(下)は明るい展示場の風景。


更新日:2026年1月6日 火曜日 00:45

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