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満開の山茶花に「子育て地蔵」&「子ども地蔵」まばゆく♡橋本の高野山真言宗・子安地蔵寺で新春への足音~参拝者ら子どもたちの幸福人生祈る♪
紀州徳川家の安産菩提所である、和歌山県橋本市菖蒲谷の高野山真言宗・子安(こやす)地蔵寺=島田弘恭(しまだ・こうきょう)住職=の本堂前で12月中旬、紅白の山茶花が満開になり、その近くでは子育て地蔵と子ども地蔵が冬日差しにかがやき、訪れる参拝者は厳寒の中、近づく新春の足音を感じながら、元気な大人に成長できたことに感謝、子どもたちの幸福人生を祈っていた。
同寺は天平9年(737年)に行基菩薩が開基。御本尊・地蔵菩薩像は行基菩薩の手彫りで紀州徳川家の安産菩提所。毎年4月下旬ごろ藤棚から名物・九尺藤(くしやくふじ)などが咲き誇り「関西花の寺25か所」の1つとして名高い。
この日、同寺山門をくぐると藤棚周辺では無数の実南天が神々しく、境内の小池では灯籠前で沢山の錦鯉が遊泳。石段をのぼった本堂前では、紅白の山茶花が満開になり、人類の幸せの起点である「子育て地蔵」と「子ども地蔵」がまばゆいばかり。
訪れる家族連れや、友人グループらは「山茶花と地蔵尊への合掌は、今年のしめくくり。来春も九尺藤を愛でながら、家族と皆様の幸せを祈りたい」と話していた。
[季語・山茶花の俳句22句紹介]
つくばいに散る山茶花の氷りけり(夏目漱石)
また逢へた山茶花も咲いてゐる(種田山頭火)
二階からみて山茶花のさかりかな(久保田万太郎)
山茶花の日の消えぎはを母歩く(森澄雄)
垣越しに山茶花散りし小溝かな(寺田寅彦)
女家族は紙屑多し山茶花散る(中村草田男)
山茶花にあかつき闇のありにけり(久保田万太郎)
山茶花に心惹るゝやすらぎも (稲畑汀子)
山茶花に昨日のごとく暮れにけり(久保田万太郎)
山茶花のくれなゐひとに訪はれずに(橋本多佳子)
山茶花のこぼれけり菊の枯るる上に(森鴎外)
山茶花のこゝを書斎と定めたり(正岡子規)
山茶花の一とたび凍てて咲きし花(細見綾子)
山茶花の垣根に人を尋ねけり(正岡子規)
山茶花の散りしく月夜つづきけり(山口青邨)
山茶花の散りしく木の間くらきかな(久保田万太郎)
山茶花の縁にこぼるる日和哉(正岡子規)
山茶花を旅人に見する伏見哉(井原西鶴)
深夜帰宅山茶花踏絵の如く踏み(楠本憲吉)
薄氷や山茶花散り込む手水鉢(寺田寅彦)
返信や山茶花がまた咲きました(角川春樹)
霜を掃き山茶花を掃く許りかな(高浜虚子)
写真(上)は同寺本堂前に咲いたピンクの山茶花。写真(中、下)は子育て地蔵と子ども地蔵。













